2022年8月31日水曜日

「小は大を兼ねない」

本校5年生は,明日から1泊2日で,山梨県立八ヶ岳少年自然の家を中心に林間学校を実施します。そこで本日,昼休みを利用して体育館で,結団式を実施しました。団長として児童を引率する田邉教頭先生からのお話の他,私からは「林間旅行」と言わず,なぜ「林間学校」というかという言葉の綾を切り口に,5年生に学んできて欲しいことについてお話をさせていただきました。さて,8月最後の日と言うことで,月末恒例のPrincipal- Timeを放送させていただきました。7月に放送できなかったことも合わせ,今回は3曲,お届けをさせていただきました。曲目は,井上陽水「少年時代」,玉置浩二・安全地帯「夏の終わりのハーモニー」,そして森山直太朗「夏の終わり」。お気づきのように「過ぎゆく夏」をテーマにしました。さて,タイトルの「小は大を兼ねない」のお話。本日も,かくのごとき大きな袋を抱えた3年生の女子と出会ったものですから,これまた色々な話に花が咲きました。そんな中で,「お母さんが,こんな大きな袋に品物を入れた」と口をとがらせたものですから,私から「そんなことはないよ,大は小を兼ねるって言うじゃない」と,そんな話をしました。当然,相手は3年生ですから,意味も伝えます。すると,ナンとその少女「そっか,小は大を兼ねないと言うことか」ですって。これ,小学校3年生が言うセリフでしょうか。3年生の伊藤さん,すごすぎます!



2022年8月30日火曜日

押原小の子どもは,本当に素晴らしい!

関東大震災は今から99年前の1923年(大正12年)の9月1日,正午前に発生したと言われています。そのようなこともあり,3月11日近辺もそうですが,2学期スタート間もないこの時期に,小学校では大規模地震を想定した避難訓練がしばしば実施されます。本校でも本日,子どもたちに予告なしの避難訓練を実施しました。実際は,揺れのない中で,揺れを想像して訓練をするものですから,子どもたちも大変です。にもかかわらず,押原小の子どもたちは誰一人としてふざける子どもはおらず,先生方の御指導を守り,真剣に訓練に参加していました。講評担当の私の第一声が「素晴らしい!」であったことは言うまでもありません。子どもたちには「お・は・し・も・ち」,押さない・走らない・しゃべらない・戻らない・近づかないが,自らの命を守る基本であることを,大阪府高槻市の女児の事故を例に指導しました。南海トラフ巨大地震の40年以内の発生確率は90%と予測する報告があります。予想が外れることを期待しつつも,しっかりと備えていかなければと,訓練を行いながら思いました。もう1題。3年生は,図画工作で段ボールを使うとの理由で,今朝は段ボールを持参する子どもを数多く見かけました。そんな中,写真のように,ビニールで包まれた段ボールを持参する子どもも。「雨に濡れては・・・」と保護者が包んだことが容易に察しられました。工作展の工作を拝見しても,保護者の思いがうかがい知ることが出来ます。私達は,こうした大事なお子様方をお預かりしているいるんだ・・・。胸が熱くなりました。





2022年8月29日月曜日

心の不調

 東京の多くの小学校は,今日が始業式だったようで,NHKは朝から2学期スタートにあたり,子どもの「心の不調」と言うことをトップニュースで伝えていました。このことについては,2学期始業前の職員会議において,本校でも教師間で話し合いを行いました。ちなみに,気になった私は,職員室に用事で訪れたとある高学年の女子に「調子はどお?」と聞いてみました。すると,「朝は,チョット・・・」とのこと。さもありなむ,と思いました。子どもが不調の時は,周りの大人が気を配ることが大切。とにかく気になる様子が見られたならば,担任でも,学年主任でも,養護教諭でも,教頭先生でも,そして私でも誰でもよいので御相談ください。さて,今朝も,重たい荷物を持つ子どもが数多く見受けられ,心が痛みました。そんな中,週明け,よく登校してきました。立派でした。今日から給食がスタートしました。デザートのスウィテーのゼリーが,ハヤシライスでまったりした口の中を,爽やかにしてくれました。甘さと共に特有の苦みも残っており,美味しかったです。明日から,夏休み作品展が,地域割りでスタートします。そのような中,5年生は早速,理科の自由研究発表会を行っていました。





2022年8月26日金曜日

子どもたちが,戻ってきました⤴

 33日ぶりに,子どもたちを迎えに行きました。今朝は,築地新居方面に出向きました。すると,子どもたちの通学路に,栗のいがが落ちていました。朝日に汗をかきつつ,季節は確実に秋に向かっているんだなと,少しほっこりしました。そんな中,子どもたちが戻ってきてくれました。教師だからこそ感じ得るのでしょうが,長期休業中の子どもの居ない校舎は,まさしく蝉の抜け殻のごとくemptyな空間だっただけに,子どもたちの声がこだまする学校。「こうでなくちゃ!」と感じました。今回も,remoteによる始業式でした。1年清水さん,3年有井さん,5年内藤さん,6年小林さんが,児童代表で挨拶をしてくれました。今回も,原稿丸暗記の立派な挨拶でした。(ちなみに,子どもの名誉のために申し添えますが,原稿が広げてあるのは,私が,「ドキドキ対策のお守りで,広げていた方がイイよ」とアドバイスしたからであり,原稿に目を落とさず,しっかりお話が出来ました。)お気づきでしたか。お約束をしていたホームページ,Renewalしました。見やすさはどうでしょうか。より,保護者,地域の皆様の身近なSNSとなるよう,数多くの新鮮な情報をお伝えしていきたいと思いますので,今学期もお付き合いください。校長賞の推薦状,紛失なされた方は,連絡帳でもOKです。