2023年11月30日木曜日

秋の匂い,秋の味,ふるさとの秋

 ♪「垣根の垣根の曲がり角 たき火だたき火だ落ち葉たき」。「たき火」と題する童謡。小学校の音楽で習った童謡ですが,今では全く耳にしなくなってしまいました。そもそも,たき火自体が禁止の時代。ちなみに,この歌の発祥地は,大都会の東京都中野区だそうなので,驚きです。昨日,2年生は生活科の学習の一環で収穫したサツマイモを,押原地区のいきがいクラブの皆様方のお力添えを得て,「焼き芋大会」を行いました。押杜に漂う,枯れ葉を燃やした時の匂い。私には季節を感じる匂いです。子どもたちにも,同じ感覚を得て欲しいと願いました。



私にとっての焼き芋は,リヤカーや軽トラックでの移動販売ですが,今ではスーパーマーケットでも石焼き芋が手に入る時代。たからこそ,ぬらした新聞紙で芋をつつみ,さらにアルミホイールで包んだ本格製法。
できばえは・・・
日だまりで頂く秋の味。最高~。
自然に囲まれて,ここが僕らのふるさと。わたしたちの大切な母校。。。






2023年11月29日水曜日

保護者が先生

 県内におけるコミュニティ・スクールの老舗として,本校は,「地域に開かれた学校」の理念の下,これまでも保護者や地域の方々を講師として招き,教育活動を進めてきました。そのような中,昨日,3年生は,4年生の石原さんのお母様であり,テンエイドLLPメンバー石原美和様を講師にお招きし,総合的な学習を行いました。進級して社会科の学習をスタートさせた3年生。4月の校区探検以来,自分たちの住む押原地区や昭和町にこだわって学習を進めてきました。その過程で,昭和町企画財政課様より「昭和町ジュニア宣伝大使」にも任命していただき,1人1人が選定した「押原地区の見所」を昭和町のホームページ(トップページの左下「昭和町のおすすめ」から入り「押原地区 見所ガイド」に進む)にUPもしていただきました。今回の授業は,その発展として,見所をマップとしてまとめ,地域・社会に発信していこうというものです。石原様は,情報発信の企画・作成をお仕事とされており,そのノウハウをプロの方から御伝授頂こうという授業でした。


この授業のために,石原様には,プロならではの素敵な教材プリントまでも御用意いただいたほか,今後も来校していただき,引き続き3年生の社会への発信(社会貢献)にお付き合いいただく予定です。



2023年11月28日火曜日

想像力を働かせ,指先の細やかな動き・感覚を育む

 本日1校時。図工室を訪れました。5年1組が,図画・工作で,薄い板をくり抜き,伝言ボード(メッセージボード)づくりを行っていました。私の目の前では,ヒラメの形に板をくり抜き,その胴体にメッセージを書き込むという面白い発想を,具現化していました。Nice!


昨日から個別懇談がスタートしました。例年この機会を利用して,6年生の保護者の皆様には,来年度から押原中学校進学後に着用する制服を御覧いただけるよう,制服展示を行っています。少しずつ,令和6年度に向け,準備が始まります。
正門脇の楓が,真っ赤に色づきました。その赤が水面に映り,さながら押小の嵯峨野です。(←ちょっと言いすぎかな,(;^^)ヘ..)




2023年11月27日月曜日

押杜っ子,大活躍!

総合的な学習の時間などを活用して,防災について学習を進めている4年生。夏休みには,学校を避難所に見立てて,1泊2日の避難所生活も体験しました。更に,県や町の防災担当を講師に,防災について学んだことにより,「昭和町ジュニア防災マスター」の認証を頂いたことは御案内の通りです。その「昭和町ジュニア防災マスター」に対して,土曜日に昭和町(押原中学校)を会場に実施された,山梨県総合防災訓練へのの参加依頼を昭和町から頂き,31名の防災マスターたちは,炊き出し担当として,訓練に参加しました。

先ず,昭和町赤十字奉仕団の方々と協働して,炊飯の準備をしました。次に,ご飯ができあがるまでの時間を利用し,赤十字の方より三角巾を用いての救急法を伝授していただきました。止血法も学びました。





その後,避難所となった地域交流センターに会場を移し,役場職員の方々と協働してファミリールームを設営し,最後は皆で作ったカレーライスを試食しました。災害に強い町を目指す昭和町において,防災について学び,学んだことを社会参画という形で体験する。とても大切なことだと考えています。なんといっても,未来の昭和町はこの子等にかかっているのですから。




さて,25日土曜日の山梨日日新聞に大きく取り上げていただきましたが,この度,山梨日日新聞社主催「2023 さんスタ コンテスト『私の10大ニュース部門』」において,学校奨励賞をいただけることになりました。県内で4校のみという栄えある受賞です。具体的には,1学期後半から夏休みにかけて行われた5・6年生の取り組みが大いに評価されての受賞です。子どもたちの学びが評価される。嬉しい限りです。



 

2023年11月24日金曜日

下向く子どもの視線を,如何に前向きにするか

本日,来年度の児童会本部役員を選ぶ児童会役員選挙がありました。これに先立ち,候補者は立候補の意思を固め,公約を考え,そして演説原稿を考え,選挙用ポスターを作り,更に概ね6日間の遊説を行ってきました。その延長としての本日。立ち会い演説会に臨み,選挙結果と対面しました。(本校は,得票数は公表していません。)願いが叶わなかった子どもとその責任者の落胆は,想像して剰りあるものがあります。子どもは,「だいたい」ということは出来ません。何にしても一生懸命。お勉強も遊びも・・・。当然,選挙もです。その一生懸命さを,一番身近で見ていた大人=教師が最大限に受け止め,立候補した勇気,取り組みの一生懸命さ,熱意,努力を理解し,称えてあげねば,夢がなわなかった子どもは浮かばれません。教育ではありません。全校で,しっかりFollowします。下の写真は選挙管理委員会の面々。また,写っている投票箱と記載台は本日のために担当の先生が,昭和町選挙管理委員会から借りてきてくれた“本物”です。




2023年11月22日水曜日

令和5年度山梨県緑の活動発表会に参加して

 11月17日金曜日のblog及び,昨日配布した学校だよりでもお伝えをさせていただきましたが,本校SDGs委員会の代表難波花衣さん,宮城柚良さん,橋本蒼依さんの3名は,先週の土曜日18日に開催された山梨県緑の活動発表会に参加し,見事“優良賞”を受賞しました。優秀賞は,学校林を持ち,森の手入れや鹿の食被害対策に取り組んだ,峡東林務事務所代表の発表が受賞しました。(←山の無い市街地の本校。これを出されたら,太刀打ちできません(>_<))ひいき目ではなく,子どもたちだけで発表した自立性,発表態度,チームワーク(実は,萩原れあとさんもメンバーで,Topバッターの発表予定者だったのですが,当日は体調不良で欠席。とても可愛そうでした。But,参加賞と当日のお弁当(唐揚げ4つの豪華弁当←主催者団体から支給)は,当然お届けしました。)の点では,ダントツ1位だったと思います。4名,本校代表として,とっても頑張ってくれました。





2023年11月21日火曜日

歯みがき教室(養護教諭 小島 夏巳)

 歯みがき教室

秋を通り越して,一気に冬。紙漉阿原の踏切で「おはようございます。寒いねー。」と声を掛けると,「山は雪で,真っ白です」との返答が。確かに間ノ岳(真ん中の山)北岳(富士山に次いで高い山。間ノ岳の右側に,ほんの少し白い頭が見えます)農鳥岳(間ノ岳の左側に,雪をかぶった頂上が見える山),加えて八ヶ岳の峰峰も雪化粧が・・・。しかし,見方を変えると,毎日,これ等の山々に加えて霊峰富士も仰げるとは。なんとも,贅沢です。さて,本日は,養護教諭の小島先生に御登場いただきます。



 118日の『いい歯の日』にちなんで116日から給食後の時間を使い歯みがき教室を各学年(2年生から6年生まで)実施しました。歯科校医のにいな歯科小沢先生と歯科衛生士の方々に来校していただき指導を受けました。小沢先生からはパワーポイントを使い,「どうしたらむし歯になるの?」「お酢に卵を入れたら?」「むし歯になりやすいおやつや飲み物は?」「どうしたらむし歯にならないの?」などを学び,次はエチケット歯みがきの動画を見ました。その後,学校などで食後にみんなで歯みがきするときに注意することを学びました。最後に歯科衛生士さんからみがき方の指導を受けながら,実際にみんなでみがいてみました。コロナ感染症の影響で数年実施できなかったため,今回は5年ぶりに行い2年生から5学年5日間,にいな歯科の先生方に来校していただきました。実際に3分タイマーをかけてみがいてみましたが,上の右奥から順番に下の歯までみがくと3分では足りませんでした。25分間の歯みがき教室でしたがどの学年も真剣に学んでいました。低学年は小沢先生の説明にびっくりしたり,反応良く答えてくれたり,また高学年になると静かに集中して…。真剣にそして楽しく学んでいたと思います。




2023年11月17日金曜日

活躍するSDGs委員会

 保護者の皆様方にも御協力をいただいております,牛乳パックやペットボトルキャプ回収を企画運営するSDGs委員会(難波花衣 委員長)。この度,中北林務事務所様の御推挙により,同事務所管轄内にある小学校を代表して,明日,舞鶴城校園内にある恩賜林記念館で開催される「令和5年度 山梨県緑の活動発表会」に参加することになりました。「山無い町のSDGsを目ざした活動」と題しての発表です。SDGs委員会の代表チームは,同発表に向け,放課後の時間を利用して4回も練習を重ねてきました。本校,中巨摩地区の小学校を代表して,明日頑張ってきます。



2023年11月16日木曜日

“その時“を想定して

 


登校してきた子どもたちは今朝,このような光景に出くわしました。そうです,本日,火災発生を想定した避難訓練を実施し,訓練に向けて,“その時”(←火災発生時)と同じ場面(←防火シャッターが作動した場面)と状況を意図的に作り出したからです。これも,いざという時に慌てないための訓練です。私の中にある,おぼろげな記憶の一つに,50年以上も前,当時まだ白黒テレビだった我が家のテレビで見た,大阪・千日デパート火災の悲惨な場面があります。確か,100人以上の方々が,この火災でお亡くなりになったと記憶しています。学校で,このようなことは決してあってはならないと思います。あってはならない“その時“を想定して,真剣に訓練を行いました。一方,2年生は暖かな日差しの中,3・4校時に,クラスごと分かれて,生活科で育てたサツマイモ掘りを行いました。本日収穫したサツマイモは,今後,コミュニティ・スクールにかかわって,地域のいきがいクラブの皆様方の御協力を仰ぎつつ,焼き芋大会を行う予定です。こちらの様子も,後日,御報告いたします。







2023年11月15日水曜日

気持ちのよい給食時間のために(栄養教諭 中込ユキ)

全校のみなさんが毎日気持ちよく給食の時間を過ごすために頑張っている給食委員会の活動の様子を紹介します。56年生24名が4つのグループに分かれ、週替わりで仕事をしています。1つ目は「給食食材カードの掲示」です。その日の給食献立や使われている食材の食品カードを、児童玄関の向かいにあるホワイトボードに掲示して全校にお知らせしています。

2つ目は「給食の放送」です。給食の時間になると、全校放送で当番の児童が献立と食べ物の栄養素の紹介やクイズをして楽しませてくれています。1214日の放送は、みかんのおいしい時期と栄養素、そしてトマトに関するクイズでした。


3つ目は「給食の片付け」です。給食終了後、配膳室にもどってくる全校分のコンテナから、牛乳ビンや残さいの入った食缶をおろしたり、ごみをまとめたりする作業をしています。6年生をお手本にして5年生もすっかり仕事に慣れて、それぞれの分担箇所を黙々と手際よく片付ける姿は本当にかっこいいです。

4つ目は、「ポスター作り」です。今年度は「牛乳・乳製品をおいしく飲もう!」というテーマで食育に取り組んでいるので、給食委員がわかりやすいポスターを作って全校に呼びかける活動もしています。



2023年11月14日火曜日

振り替え休業日明けの朝

土曜日の「ふるさと探検」の振り替え休業日明け。まだ,日も出ない真っ暗な朝。空気が澄んでいたのでしょう。昭和町清水新居の私の家で,ナント中央線を走る列車(たぶん,時刻的に貨物列車←お鉄っちゃんではないけど分かる。堀内孝雄の「遠くで汽笛を聞きながら」の世界)の音が聞こえました。それを裏付けるかのように,とぉ~っても澄んだ,とぉ~っても寒い朝でした。押原こども園様から北を望むと・・・。雲一つ無い,真っ青の空に,茅ヶ岳のなだらかな裾野がくっきりと。

手は思わず,ドラえもんの手のようにグーになって,袖の中に・・・。子どもたちもさすがに,手袋までは思いが及ばなかったようですが,厚手の防寒具やネックウォーマーをしての登校。秋を飛び越え,一気に初冬の朝でした。にもかかわらず,子どもたちが登校してきました。立派!



 

2023年11月11日土曜日

【速報】CS『押原地区 ふるさと探検』無事終了!

 「地域学校協働活動」の名の下に実施した,今年度のCS『押原地区ふるさと探検』。地域との連携・協働を一層強めるというねらいを持って,今年度は区長さん・安協さんを始めとする多くの方々の御協力を得る中で,地域住民の方の御参加も得て,実施させていただきました。ふるさとを知る,郷土愛を育む,家族の絆を深める,等多くのねらいを持って取り組みましたが,「防災」と言う視点も,今回新たに加えた重要なねらいの一つでした。ご近所の「想定浸水深」は御確認いただけたでしょうか。お住まいの地区の「緊急避難場所」も覚えていただけたでしょうか。私は「⑧取水井」で,お父さんが低学年のお嬢さんに,取水井を指さしながら,取水井について説明をなされている光景が胸に残りました。予想外の風が吹く中,学校行事に御理解と御協力をいただきました多くの皆様方に,心から感謝申し上げます。





2023年11月10日金曜日

今日の秋は・・・part2(教務主任 鶴田 真樹)

 今日の秋は芸術の秋!芸術鑑賞会のお話です。

先日,11月8日(水)に,「芸術鑑賞会」を行いました。毎年,芸術鑑賞会として様々な劇団等をお招きし,子どもたちに生で児童劇を見せていただける行事を行っていたのですが,一昨年度までコロナの関係で実施できませんでした。昨年度久ぶりに実施ができ,今年度も劇団たんぽぽさんをお招きし,1.2校時帯に1.2.3年生が,3.4校時帯に4.5.6年生が鑑賞しました。演目は「ルドルフとイッパイアッテナ」でした。みなさまもよくご存じのお話だと思いますが,子どもたちは劇に引き込まれ,集中していました。

お話は,ルドルフという猫がとある街にたどりつき,そこでイッパイアッテナという親分猫に出会います。名前がたくさんあるという意味のイッパイアッテナなのですが,絵本さながらにおもしろくまた楽しく演出してくださいました。ルドルフが難題を乗り越え,無事に街まで戻ることができるのかどうかドキドキワクワクの連続で本当に劇として素晴らしい内容でした。  

子どもたちは,実際に児童劇を鑑賞するという機会は少ないと思います。学校だからこそできる行事の一つだと思います。この経験がきっと将来に役立つことを期待して・・・。