2022年7月22日金曜日

【速報】1学期の終業式+終業

 先ほど,72日間の1学期納めの式,終業式を無事終えました。今回も,体育館ステージを仮設のスタジオにし,リモートで実施しました。私からの話は,雨の日も酷暑の日も,コロナで不安なときも,「よく頑張ってきました」と,子どもたちの努力を讃える話を中心にさせていただきました。夏休みに向けては,「健康・安全」に過ごして欲しいという期待と,規律正しい生活を送る中で,「校長賞」目指してがんばって欲しいという激励をさせていただきました。続けて,児童代表の話として2年2組丸山さん,4年1組荻野さん,6年2組望月さん,そして児童会長の青栁さんの4名がノー原稿で,立派な挨拶をしてくれました。聞けば,朝から保護者様の助言により,家で練習してきたとのこと。保護者の皆様,御安心ください。どの子も誠に立派にやりきりました。(^^)v。さて,日々御愛読いただきまして,誠に有り難うございました。本号をもちまして,blogもしばらく夏休みとさせていただきます。再開は,2学期始業式前日の8月25日を予定しています。その折には,Renewal叶ったホームページで御覧いただけると思います。どうぞお楽しみにしてください。コロナ,熱中症等にお気を付けいただく中で,お子様とどうぞ良い夏休みをお過ごしください。



2022年7月21日木曜日

【速報】取り組むべき教育課題アンケート結果

 学校運営協議会に引き続き,PTAの皆様方にESD(SDGs)で取り組む教育課題についてアンケートをとらせていただきました。お一人4つの課題を選択してください,という条件で,Googleフォームを用い,148軒の御家庭より御回答をお寄せいただきました。1番多く選ばれた課題は,「環境」で62.3%の方が選択されました。2番目に多かったのは「平和」で60.3%の方が選択されました。続けて,41.8%で「人権」,そして第4位は「減災・防災」と「持続可能な生産・消費」が同数ポイントで36.3%という結果となりました。これに,町教委が推進する「ふるさと教育」を加え,この夏,「総合的な学習の時間」の教育課程(学校の教育計画)を再編する予定です。テーマは「持続可能な社会の担い手」を育てるです。詳細はまた,休み明けにお伝えします。教員も,学習する夏です。緑のカーテンの琉球朝顔。




2022年7月20日水曜日

いじめ・不登校から子どもを守る+山梨日日新聞に掲載されました

 昨日,町教委主催「第1回昭和町いじめ等教育問題対策連絡協議会」(年2会開催)が開催されました。この会は,教育長他,4校の校長,生徒指導担当,甲府地方法務局,南甲府警察署,中央児童相談所,町子育て支援課,町青少年育成カウンセラー等が一堂に会して,開催されます。そして,各校の現状を報告し合う中で,専門家よりいろいろな知見をいただきます。本校も他校同様,年3回,いじめアンケートを実施します。こどもが「いじめられた」と感じたものは全てカウントするので,6月のいじめ認知件数は80件に迫る勢いです。これを,私達は一つ一つ状況を確認し,それこそしらみつぶしに解決させていきます。数字が一人歩きしては困るのですが,県も町も,基本的に,「数が多いというのは,それだけ子どもが申告しやすい雰囲気がある」と受け止め,この数をもってのみ重大事態とは捉えていません。問題は,とにかく,早期に解決させることであり,今後ともこの指導方針を堅持していきたいと思います。気になることがございましたら,些細なことでも結構ですので,担任を含め,とにかく教職員に御相談ください。ちなみに,昨日は,子どもたちのSNSが,問題行動の温床になっているという現状が示され,協議がなされました。本校でもこれに近いことが残念ながら報告されており,8月30日(火)19時より,多目的室を会場に,ほっとネットセミナーとして,県生涯学習課から講師を招きこの問題について学習会を開催します。今のところ,本校PTA役員と6年生保護者にお声かけをさせていただいております。それ以外の方で,御興味のある方は,教頭宛に御連絡ください。さて,7月7日付け本blogで御紹介した,山梨日日新聞が取材なさった本校の児童会本部の取組が,本日の同紙21面に掲載されました。青栁児童会長のコメントも載せてくださっているので,是非御覧下さい。




2022年7月19日火曜日

第3コーナーを回り,ゴール直前

 残り,本日を含め4日。陸上競技に例えるならば,「第3コーナーを回り,ゴール直前」と言ったところでしょうか。一方,いったい日本の気候はどうなってしまったのでしょうか。7月11日には真夏の青空だったのに,ここ数日は。今日も・・・。(NEWSによると,ヨーロッパでは40度を超える熱波とか。地球規模ですね。)そんな中,1年生の教室をのぞいてみると,絵日記風に文と絵で,各自の1学期を振り返り,記録する学習を行っていました。ノートに書いておいた文を参考に,先生の御指導にしたがい,出来事や思いをまとめていく。こんなことも出来るようになりました。1学期で,大きく成長しました。



2022年7月15日金曜日

お約束!がんばる子どもに“校長賞”

 学級担任をしていた頃から,ずーーーーーーと考えていたことがあります。それは,賞状をもらう子は,毎年のように,しかも習字でも図画工作でも,そして夏休みの課題でも,賞状をいただく。しかし,実のところ,多くの子どもは,小学校生活6年間において1度も賞状を授与された経験を持たない。子どもの中には,特段に得意なことは無いけれど,とにかく真面目に日々生活をしている子どもが数多くいる。むしろ,そのような子どもたちが多い。この子どもたちに,なんとか光が当たらないものかと。そしてせめて,年に1度くらいは,賞状を授与される経験を持たせてあげられないものかと。幸せなことに,校長にさせていただいて以来,私は自分自身の思いに応えるように,毎年“校長賞”の取組をしている。そして,押原小でもこの度,年度当初に児童・保護者の皆様とお約束したように,“校長賞”の取組を行うこととしました。詳細については,配付させていただいたお便りで御確認ください。“校長賞”を目指して,子どもたちに「規律のある充実した夏休みを過ごしてもらう」という教育的意図も忍ばせました。保護者と子どもの絆を深めてもらうために,保護者が愛しい我が子を推薦するという仕掛けも講じました。無理なく,自然と頑張れるように,家族旅行や夜祭りの翌日は寝坊が出来るように,そして習い事にも集中できるように,「保護者が許可した日は,ルールが守れなくてもよい」という特例も設けました。ちなみに,ルール6は,コロナの影響でラジオ体操を実施しない地区が出てきたことから,そもそもルールから外す決断をしました。よって6ルールで実施します。金で縁取られた素晴らしい賞状を用意しました。是非,全員が“校長賞”を授与されるよう,家でがんばらせてください。期待しています。







2022年7月14日木曜日

その他の「まとめ」

 本日は,梅雨明け以降続いていた暑さは一端引いたものの,まとわりつくような湿気があり,これまた子どもたちには「こたえた」と思います。そのような中ではありますが,いつもの清掃時間に,今日は児童会本部主催・縦割り班ごとの「グリーングリーン活動」が実施されました。「グリーングリーン活動」といっても某グリーン●ムのような爽やか系では無く,今学期使った校舎等に感謝の気持ちを抱きながら清掃を行う,いわゆる愛校作業でした。これも1学期の「まとめ」の学習です。私は毎朝,校長室の仕事机及び応接用テーブルを,台拭きで拭きます。社会人として,大切なことだと考えています。故に,子どもたちにも,社会人になるための素養として,学習して欲しいと期待しています。さて,昨日,町会議員の田中博愛様が,紙漉阿原地区の児童の安全確保の件でお訪ね下されたことを御報告しました。実はその折に,紙漉阿原区の歴史について,話が盛り上がりました。私自身初めて聞く話ばかりで,田邉教頭と「へー」「へー」言ってしまいましたが,そんなことがあって紙漉阿原歴史文化研究会編「紙漉阿原の歴史と文化」他,「道中日記(伊勢参り)原文 紙漉阿原区保存版」等,貴重な資料を,本日わざわざお届け下さいました。歴史上,アノ人が活躍していた時代に,紛れもなく紙漉阿原で生活を営んでいた人々が居ることが分かる貴重な資料の数々。11月5日実施予定の『ふるさと探検』に活用できるよう,この夏休み中にしっかりと学習し,子どもたちに還元していきたいと思います。






2022年7月13日水曜日

「まとめ」の日々。キツウ~⤴

 今学期も余すところ,本日を含めて7日となったものですから,学年・クラスに関係なく,学習のまとめ日々です。教室を訪ねると,いわゆるペーパーテストの他に,音読のテストが行われていました。予め,テスト範囲が提示され,自分の番になると先生の前に歩み出る。先生から「では,●●ページを読んでください」と促され,指示されたページを読むというものです。今でこそ校長職を務めておりますが,元来「出来」はいい方ではなかったものですから,苦い思い出は「きら星のこどく」(←例えが間違いですね。正解は「星の数ほど」。)。中でも楽器は大の苦手で,リコーダーのテストで指がプルプル震え,挙げ句の果てに穴を完全に塞ぎきれず,やおら「ピー」と甲高い音(汽笛のごとく)が出,クラス中大爆笑は,忘れ得ぬ思い出です。是非,多少「ナヌ?」という成績が返ってきても,攻めないであげてください。本日は,紙漉阿原区の町会議員・田中博愛様が,過日お配りした「通学路危険箇所」の資料をお持ちになり,子どもの登下校時の安全をいかに守るかについて,お話をしてくださいました。子どもと学校を気遣ってくださる。有難いことです。






2022年7月12日火曜日

その時に備えてパート2+山梨日日新聞に掲載されました

 朝の会が始まる前,少年が1人,校長室を訪ねてくれました。聞けば,「通学路,沼公園(紙漉阿原区内)前の踏切に設置してある車よけが折れている」とのこと。担任に相談したわけでもなく,自分の判断で,私に報告に来てくれたとのこと。当然私は即,出動し,写真を撮り,建設課に出向いて修理依頼をし,その全てを少年に報告しました。5年1組坂根さん。5年生にもなると1人で判断し,報告までできるようになるんですね。立派な社会性。素晴らしい。本日は,過日7月5日付けで御報告した,昭和町役場・危機管理係監修「水害を想定した垂直避難訓練」を昼休みに実施しました。最大の浸水を3m前後と想定していることから,1階に教室がある1・2年生計6クラスを,担任の誘導により2階に避難させる動きを確認しました。移動のない3年生以上の児童は各クラスで,「1・2年生の避難完了」の放送を待ちました。そして,その後,教頭先生や担任の先生の講話を聞いたり,水害に関わる動画を視聴したりしました。避難は,災害の種類により垂直方向もあり得るという,定番以外の方法を学習してもらいました。今朝の山梨日日新聞24面に,中学校と共に取り組んでいる,SDGsの一環で,「学校からのお便りの一部をメール配信」する取組を,掲載していただきました。記事内でも紹介していただいた,本校ホームページのRenewalは,まもなくお披露目できるところまでやってきました。今学期中には,新しいホームページにしたいと考えています。乞う御期待!










2022年7月11日月曜日

週明け,猛暑のいち日

 朝から快晴,強い日差し。そんな中,SDGs委員会の面々が,お花にたっぷりと水をあげてくれました。朝,件の琉球朝顔が,皆さんがイメージするとおりの“朝顔の花”を咲かせたので,パチリしようかと思ったのですが・・・。ここで変な色気が出て,「そーだ,日陰の朝顔より,照りつけるような太陽に輝く緑のカーテンの方が絵になるぞ」と思いパチリしないでおりましたら,しからば,日が当たり明るくはなったのですが,午後はむしろシニャッとした世界になってしまいました。内心,「そりゃそーだ」と納得しました。(だって,この日照りですもの)。子どもたちの下校風景。日傘が増えてきました。是非,暑さ対策,紫外線対策をしてあげてください。午前中は,押原小学校学校運営協議会会長志村隆様,山梨県水産技術センター研究員谷沢弘将様,甲南緑化株式会社常務取締役岩田 慎之輔様,教頭先生,私の5者で,ビオトープreborn計画について話し合いを行いました。ドジョウやフナといった川魚を観察できるビオトープに作り替えていく具体的なロードマップについて協議しました。皆様,それぞれの専門家なので,とても参考になる御意見をいただきました。午後には中学校にお邪魔し,教頭先生と大村先生そして私の3人で,1年生と3年生の授業を参観させていただきました。またまだ初々しさの残る1年生。かたや大人びた雰囲気の3年生。比較しながら,中学校の授業を参観し,とても勉強になりました。他校なので,パチリを遠慮しましたが,中学生の「学び」の様子をお伝えできないことを,とても残念に思うほど,いずれも素晴らしい授業でした。今週も,宜しくお願い致します。







2022年7月8日金曜日

コロナと戦争がなくなりますように

 昨日の「七夕」をふまえ,校内のあちらこちらに,子どもたちの願いが記された短冊が掲げられています。1枚1枚読み進めると,子どもたちの純粋な心に,大人として,教師として,小学校をお預かりする者として心が揺さぶられます。「コロナとせんそうがなくなりますように」。2年生中村さんの願いです。8歳の少女が心を痛めていると思うと,1人の大人として,やるせない気持ちになります。4年生の名取君は,友達と教師の健康を祈ってくれました。優しい人柄に,心打たれました。「かぞくといっしょにいれますように」は2年仲沢さんの願いです。この願いを読んだとき,私は,戦争にかり出された兵士と家族を思わずにはいられませんでした。それは,私が祖父を戦争で亡くしているからだけではないと思います。家族と一緒に居られる。幸せの原点だと思います。仲沢さん,不変の真理を胸に抱いていまね。個々の夢は,発達段階により内容の傾向が異なります。低学年の子どもたちの素朴な夢をチョットだけ御紹介します。「ビジンになりますように」,「かわいいふくがきれますように」「算ドリの直しがおわりますように」「ぽけもんのげーむが1人まえにできますように」「虫はかせになれますように」。子どもたちの願い,叶え!







2022年7月7日木曜日

教育課題への1つの試み

 混迷する社会を背景として,教育界も多くの課題を抱えています。誰もが経験する,中学校に入学した途端に感じる大きな壁。所謂「中1ギャップ」もその1つです。文部科学省は,小中一貫校の創設によってこの課題の解決に取り組もうとしている感があります。が,そう簡単に事は運びません。そんな中,昭和町立の学校は,初めの1歩として「小中連携」を模索しています。今日は,押小出身の押中生が「あいさつ運動」として本校に来校くださり,本校児童会本部と協働して,昇降口であいさつ運動を展開してくれました。今後は6年生が中学校を訪問し,中学校の「水」に慣れる機会が設定できればと,考えています。さて,本日中休み,3年生以上の各クラスの代表者が集う児童会の代表委員会が開催されました。また,この模様を,山梨日日新聞の杉原記者が取材してくれました。本校児童会は今年度に入ってから,学校のESD(SDGs)の取組に呼応して,会議のペーパレス化に取り組んでいます。児童会本部(6-2青栁会長)がPCを使って作った資料をClassroomなるアプリケーション内に保存し,代表委員は各自のノートPCでその資料(データ)を呼び出し,見ながら会議を進めるといったものです。取材後,杉原記者が「小学生がPCを上手に使いこなしていたことに驚きました。さらに,資料も小学生がPCを使って自分たちで作成していたことにも驚きました」と誉めてくださいました。







2022年7月6日水曜日

伝統芸能〔邦楽〕への誘(いざな)い

高温・雨天により,子どもたちには外遊びをしばらくの間,我慢してもらってきました。本日はようやく,中休みに外遊びができました。久しぶりに校庭で伸び伸びと遊ぶ子どもたちです。そんな中,昭和町教育委員会・太田教育長様の御紹介により,清水新居で三味線を商っていらっしゃる「菊岡まつ乃」代表の松野様が,ステキなお土産を持って,校長室をお尋ねくださいました。その「ステキなお土産」とは,8月11日(木・山の日で祝日)にYCC県民文化ホールで同社が共催して開催する文化庁の事業「邦楽フェスティバル」のちらしです。同フェスは三味線や鼓(つづみ),笛などのお囃子(おはやし)を体験するワークショップの他,プロの邦楽(落語もあり)の鑑賞会の2本立てとなっています。しかも入場無料とのこと。何事も,幼いときに本物に触れることが,感性を育てます。本日,そのチラシをお配りしますので,是非この機会に,御家族皆様で御参加なされることをお勧めします。夏休みの,よい思い出としてほしいです。


 



2022年7月5日火曜日

子どもたちの安全・命を守る(その時に備えて)

台風4号の動きが気になるところです。これを踏まえ,昼食時に教頭先生より,下校時に水路や川に近づかないよう,放送を使って指導をしていただきました。また,各学級担任には,下校時に再度指導を行うよう,指示を出しました。このような中,本校は7月12日(火)に,水害に対応する避難訓練を,初めて行います。これまで,自然災害に対する避難訓練と言えばもっぱら地震を想定したものでした。しかし,御案内のように,近年,毎年のように日本のどこかで,河川の氾濫を伴う大きな水害が発生しています。釜無川という1級河川を抱える本町・本校にあっては他人ごとでは済まされません。既に御報告申し上げましたように,ESD(SDGs)に関わって,先に開催された学校運営協議会においては,委員各位から求められた取り組むべき教育課題の第1位は「減災・防災教育」でした。そこでこの度,水害対応の避難訓練(垂直避難)について訓練を実施することにしました。これを踏まえ,本日は,昭和町役場より危機管理係・係長の三井様にお越しいただき,今現在,本校が受けると想定される水害について,ハザードマップを用いて御説明いただくと共に,本校が予定している避難方法・場所について視察をしていただき,細かく御指導を受けました。「その時」は有っては困りますが,大事なお子様方をお預かりしている限りにおいて,「その時」に備えねばなりません。課題も見えましたので,教育委員会の御指導を仰ぎつつ,準備をしていきたいと思います。

 



2022年7月4日月曜日

今どきの授業

今朝は,遠方で雷がとどろき,子どもたちの登校がどうなるかと,気をもみました。一方,日が差さなかった分,湿気を含んだまとわりつくような空気感は変わらなかったものの,ここ数日間の酷暑はいったん納まり,その点では良かったと思いました。不快指数が落ち着いたため,本来は校外でのびのびと遊ばせてあげたかったところですが,小雨や特別日課の関係で叶いませんでした。本来ですと,そんな中での子どもたちの様子をお伝えすべきところですが,本日は来客が複数あり,写真を撮ることができませんでした。そこで,過日,理科専科の土屋先生が,5年2組を対象に行った理科の授業の一端を御紹介します。土屋先生は,そもそも理科が御専門の先生で,山梨大学附属小学校の研究を補佐する研究協力員の御経験も持つ実力者。先進的な授業を提供してくださいます。5年理科に位置づけられたメダカの体のつくりや成長を扱う授業においては,観察が重要な活動です。そこで,先生は,誰にも分かる,しかも自身が解説しながら観察をさせようと,次のような手立てを仕組んでくださいました。メダカを飼育する水槽は隣の多目的室にある。そこで,その様子を御自身のスマホのカメラで拾い,その画像を教室の拡大投影に飛ばす。(下の写真では,拡大投影機の画面が光り,画像が確認できませんが,実際は水槽の中のメダカが大きく映し出されています。)その画像を皆に見せながら解説を加え,授業を進める。こんな今どきの授業を,展開してくださっています。


 

2022年7月1日金曜日

可愛い子には旅をさせよ

 猛暑を巡っての内容が続いたので,話題を替え,修学旅行に関わるエピソードをお話ししたいと思います。少々長くなるかもしれませんが,週末に免じてお付き合いください。可愛い我が子を2泊の旅に出すとなると,あのことこのことと心配になるのが親の常。ましてや,親子とも初めての修学旅行ともなればことさらです。ある保護者様は,寝相が悪いことを大変心配なされていました。そこで「学校がしっかりとサポートしますから」と保護者様にお約束をしまし。今週に入ってから担任の先生が私にこんな話をしてくださいました。「○○さん,修学旅行後,心なしか何事にも自信をもって取り組めるようになった気がします。そして,意欲的にも」と。見聞だけが修学旅行の意義ではない。親元を離れて1人で身の回りのことをしてみる。たかが2泊,されれど2泊。大事なことだということを,改めて教えてもらいました。6年生の男児が,保護者のお仕事の関係で遠くに転校することになりました。君と一緒に修学旅行に行ったこと,絶対に忘れないよ。そして,ず~っと蛍っ子のメンバーだよ。