混迷する社会を背景として,教育界も多くの課題を抱えています。誰もが経験する,中学校に入学した途端に感じる大きな壁。所謂「中1ギャップ」もその1つです。文部科学省は,小中一貫校の創設によってこの課題の解決に取り組もうとしている感があります。が,そう簡単に事は運びません。そんな中,昭和町立の学校は,初めの1歩として「小中連携」を模索しています。今日は,押小出身の押中生が「あいさつ運動」として本校に来校くださり,本校児童会本部と協働して,昇降口であいさつ運動を展開してくれました。今後は6年生が中学校を訪問し,中学校の「水」に慣れる機会が設定できればと,考えています。さて,本日中休み,3年生以上の各クラスの代表者が集う児童会の代表委員会が開催されました。また,この模様を,山梨日日新聞の杉原記者が取材してくれました。本校児童会は今年度に入ってから,学校のESD(SDGs)の取組に呼応して,会議のペーパレス化に取り組んでいます。児童会本部(6-2青栁会長)がPCを使って作った資料をClassroomなるアプリケーション内に保存し,代表委員は各自のノートPCでその資料(データ)を呼び出し,見ながら会議を進めるといったものです。取材後,杉原記者が「小学生がPCを上手に使いこなしていたことに驚きました。さらに,資料も小学生がPCを使って自分たちで作成していたことにも驚きました」と誉めてくださいました。