昨日の「七夕」をふまえ,校内のあちらこちらに,子どもたちの願いが記された短冊が掲げられています。1枚1枚読み進めると,子どもたちの純粋な心に,大人として,教師として,小学校をお預かりする者として心が揺さぶられます。「コロナとせんそうがなくなりますように」。2年生中村さんの願いです。8歳の少女が心を痛めていると思うと,1人の大人として,やるせない気持ちになります。4年生の名取君は,友達と教師の健康を祈ってくれました。優しい人柄に,心打たれました。「かぞくといっしょにいれますように」は2年仲沢さんの願いです。この願いを読んだとき,私は,戦争にかり出された兵士と家族を思わずにはいられませんでした。それは,私が祖父を戦争で亡くしているからだけではないと思います。家族と一緒に居られる。幸せの原点だと思います。仲沢さん,不変の真理を胸に抱いていまね。個々の夢は,発達段階により内容の傾向が異なります。低学年の子どもたちの素朴な夢をチョットだけ御紹介します。「ビジンになりますように」,「かわいいふくがきれますように」「算ドリの直しがおわりますように」「ぽけもんのげーむが1人まえにできますように」「虫はかせになれますように」。子どもたちの願い,叶え!