今朝は,遠方で雷がとどろき,子どもたちの登校がどうなるかと,気をもみました。一方,日が差さなかった分,湿気を含んだまとわりつくような空気感は変わらなかったものの,ここ数日間の酷暑はいったん納まり,その点では良かったと思いました。不快指数が落ち着いたため,本来は校外でのびのびと遊ばせてあげたかったところですが,小雨や特別日課の関係で叶いませんでした。本来ですと,そんな中での子どもたちの様子をお伝えすべきところですが,本日は来客が複数あり,写真を撮ることができませんでした。そこで,過日,理科専科の土屋先生が,5年2組を対象に行った理科の授業の一端を御紹介します。土屋先生は,そもそも理科が御専門の先生で,山梨大学附属小学校の研究を補佐する研究協力員の御経験も持つ実力者。先進的な授業を提供してくださいます。5年理科に位置づけられたメダカの体のつくりや成長を扱う授業においては,観察が重要な活動です。そこで,先生は,誰にも分かる,しかも自身が解説しながら観察をさせようと,次のような手立てを仕組んでくださいました。メダカを飼育する水槽は隣の多目的室にある。そこで,その様子を御自身のスマホのカメラで拾い,その画像を教室の拡大投影に飛ばす。(下の写真では,拡大投影機の画面が光り,画像が確認できませんが,実際は水槽の中のメダカが大きく映し出されています。)その画像を皆に見せながら解説を加え,授業を進める。こんな今どきの授業を,展開してくださっています。