2025年2月28日金曜日

紛れもなく,これぞ“学び舎(まなびや)”私たちの押原小学校

学び舎とは,学問をするところという意味とともに,人が育つところという意味があるそうです。学び舎に,異年齢で構成される社会に生きる人を育てるところという意味があるのなら,この押原小学校は368名の児童にとっては紛れもない学び舎であり,人生に於いてかけがえのない母校に違いありません。そんなことを確信させる素晴らしい6年生を送る会が,本日開かれました。

スポットライトが当たる中を1人1人登場した,6年生の入場。

1年生は寸劇と歌で,感謝の気持ちを伝えました。
2年生は元気いっぱい,応援で6年生にPowerを送りました。
3年生は「上を向いて歩こう」をリコーダー演奏と合唱で披露しました。
4年生はパネルを使って感謝の気持ちを表したり,合唱やリコーダー演奏をしたりしました。

6年生から伝統のバトンを引き継ぐ5年生は,合唱と合奏を披露しました。
これ等に応えて6年生は
合唱を披露したり,
呼びかけを行ったりしました。
最後は,1年生が下級生を代表し,皆で作った寄せ書きを6年生にプレゼントしました。
その後6年生は,手にしたばかりの色紙を胸に,4年生が作る花道をとおって会場を後にしました。

小学校は,異年齢の中で幼子が集い・群れてなんぼの世界。そして,皆の心が集まるということが,どれほど温かく・心地よいかを体験させる場。本校の学校教育目標は「ともに学び合い 心豊かにたくましく生きる 子どもの育成」であります。本日の6年生を送る会は,この具体的な姿を,子どもたちが自らの姿をとおして示してくれた,素晴らしい会となりました。

2025年2月27日木曜日

ヴァンフォーレ甲府サッカー教室開かれる

昨日3年生は,ヴァンフォーレ甲府から社会連携コーディネータ 代表理事 長田圭介様 8中山陸選手 24佐藤恵介選手 にお越し頂き,サッカー教室を開催しました。

お手本を見せていただいた後に

Let's try! 「上手にできなくたっていいんです!くぅ~!」(←近頃,テレビでお見受けしないサッカーコメンテーター川平慈英さんの口調で読んでください)。いつも,申し上げているように,一流の人に触れ,一流の技を教えて頂く。幼いときほど,一流のもの・本物に触れる経験が大切なのです。そう思います。幼い子どもたちの心に,輝く何か,忘れられない記憶が焼き付いたと思います。とはいえ,楽しければこんな感じ。
座ってなどいられません。立ち上がって,話を真剣に聞きます。
「本物」の力は本当にすごい!また,子どもの本物を見抜く力もすごい!教育の原点ですね。
ヴァンフォーレがんばれ!!僕らのチーム!!!!!






2025年2月26日水曜日

第3回学校運営協議会開催

 

本日,本年度最後となる第3回学校運営協議会(志村隆会長)を開催しました。過日,児童及び保護者様を対象に実施させていただいた学校評価の集計結果を基に,委員の皆様方から御意見を頂きました。ここでは,「不登校児童が0というのは大変素晴らしい」,「不登校が0というのは,学校が楽しい証拠。是非,子どもたちにとって楽しい学校を継続していって欲しい」といった意見が出されました。その他,「多くの事業を行って誠に立派だが,先生方の負担になっていないか」,あるいは「児童の呼名をするとき,呼び捨てにしていないか」などといった御質問もいただきました。また,「地域に開かれた学校になってきたが,地域の声を吸い上げる仕組みも検討すべき」といった御注文もいただきました。今後とも,児童はもとより,地域・保護者の皆様方にも信頼される学校を目指していきたいと思います。


2025年2月25日火曜日

春の足音

学校近くのお宅のしだれ梅がつぼみを膨らませ,1輪,2輪と薄紅色の花を咲かせ始めました。今週は一気に温かくなるとか。春がもうそこまでやってきているのだなと,期待が一層膨らみました。

そのような中,今週末には「6年生を送る会」が行われます。この6年生を送る会を巡って,本校学校運営協議会会長の志村隆様が,常永小学校校長当時,教頭としてお仕えしていた私に「6年生を送る会は,卒業式に出席できない4年生以下の子どもにとっては,6年生にに感謝の気持ちを伝える『卒業式』と同じ。教員はそのことをよく認識して指導に当たらねばならない」と御指導下されたことを昨日のように思い出します。連休明け,スタートとなる朝の「全校歌声集会」では,その6年生を送る会で皆で歌う「スマイルアゲイン」という曲の合唱練習を行いました。合唱として,皆の心が一つになってきました。





2025年2月21日金曜日

押原小学校のPTA

 


昨晩,今年度最後となる第4回PTA学校委員会が開催されました。寒い中,お疲れの中を,保坂会長様をはじめ全委員の皆様方にお集まりいただきました。本会,学年部会,専門部,各地区から1年間の活動の反省が出されましたが,全て原案が承認されました。

今回も,「今後のPTAのあり方」について意見を多数頂きました。まず,子どもが通学する学校の保護者活動に参加することについて,PTAの方々は協力したいという気持ちを強くお持ちであるということ。さらに,教頭先生をはじめ先生方が深く関わってくれている本会の活動及び学年・専門部の活動についても,いざやってみたら,役員の皆様方は負担をさほど感じてはいないこと。また,年度当初に抱いていた負担のイメージが非常に大きかったが,1年が終わる今は「何ということはなかった」という発言が複数出されました。むしろ,「PTAの役員の仕事はたいしたことはないということを,広く周知すべきだ」,「特に6年生の学年役員については,特段大変だというイメージが強いようなので,そんなことはないということを伝えていきたい」といった発言が,これまた複数出るほどでした。それよりも,実質大変なのは,PTA役員と並行して付いてくる「地区の育成会や子どもクラブの方が,全てを任せられるので大変だ」。その余波で,高学年のPTAの役員決めが難航するといった指摘が出されました。PTAは,実のところ,子どもにとっても,保護者にとっても,無論学校にとっても宝。どうすることが,負担感少なく,PTAを持続可能な組織にしていけるのか,引き続き検討していきましょうという話でまとまりました。

2025年2月20日木曜日

助走・・・一足早く新児童会スタート

 

今朝は河東中島方面に出向きました。6年1組雨宮さんのお宅の河内路に面したところに植えられた蝋梅(ろうばい)が,満開となっていました。とてもいい香りを漂わせ,日本海側は豪雪だそうですが,ここだけは早春の趣を漂わせていました。何とも,イイ香でした。


昨日,本年度2回目となる児童総会が開かれました。児童会本部と各委員会からの原案に基づき,1年間の反省を行いました。



時にはクラス毎に話し合う場面も用意され,まさしく皆で決めるという民主主義を学習する場となりました。



会の最後には,認証状の授与や6年生から5年生への引き継ぎ式が行われ,名実と共に新年度に向けての助走,新児童会本部(後藤みう会長)が始動し始めました。

2025年2月19日水曜日

“0”の理由

校長名でお便りを発出する時には,「保護者の皆様方には日頃より本校教育活動に対して,御理解と御協力をたまわり・・・」と記させていただいています。定型文と思われている方もいらっしゃるかも知れませんが,発出者の私は本当に心から感謝しています。

再度の寒波襲来で,昨日も本日も,「冷蔵庫の中か?」と思う程寒い朝でした。にもかかわらず,保護者の皆様方が交代で見守り活動・登校指導をしてくださっている。しかも総じてその場所は,このように日も当たらない寒い場所。本当に有難いことだと感謝しています。
一方,学校内では,用務員の小澤さんが早朝から,子どもたちが快適かつ安全に学校生活を過ごすことができるよう,準備をしてくれています。昨日は,子どもたちが気持ち良く1日をスタートできるようにと,児童玄関の清掃をほこりだらけになりながらしてくださっていました。


 
不登校児童がいないという,学校としては当然なことだけれど,時代的には難しいこの事実が本校において続いている背景には,大事なお子様方をお預かりする学級担任を始めとする教員の努力が欠かせないことはいうまでもないことですが,保護者の皆様をはじめとする多くの方々の地道な支えが有ってからこそと,深く感謝しているところです。


2025年2月18日火曜日

昭和町教育委員会

 

昭和町教育委員会が中央公民館から,旧商工会館(←押原小学校正門前,郵便局隣)に移転したことを御存知でしょうか。本日,同建物の2階会議室で,移転後初の4校会(月に1回定例で行われる,教育委員会と町立4校との間の連絡・協議の会議)が行われました。教育長さんからの御指導に始まり,年度末及び令和7年度始めの諸々のことを確認しました。




2025年2月17日月曜日

学んだことを「生かす」・・・リアルなリユース

 早春のふるさと昭和の風景を1枚。

数日前は,土が固くなっていた土地が耕され,肥料も加えられたのでしょう。見るからにお布団のように柔らかいフワフワの畑となっていました。土・日を経た畑を見ると,マルチがまっすぐしかもしわ無く張られていました。更に小さなビニールハウスのいわゆる骨が等間隔,幾何学模様に立てられていました。これぞまさしくプロの仕事です。農業といえども,ここまでくると一種の芸術です。子どもたちには,自慢すべき故郷の風景して,まぶたに焼き付けてほしいものです。

昨年の4年生(現5年生)は,社会科で3Rを学んだ後,ふるさとふれあい祭りでバザーを企画,家で不要品として眠っている物に光を当てる取組をしました。ところが,ここでも売れ残りが出てしまい,それらの活用を検討しました。当時の担当である渡辺先生と松田先生が相談したのは中央市にある「特定非営利活動法人 地域つながりお茶会ちびチュウ」様でした。この度,その「ちびチュウ」様からお手紙を頂き,そこには4年生が贈った品をにこやかな表情で受け取る幼子の写真と共に,「その後の活動にて,必要とされている親子に無事お渡しすることができました。おかげさまで,多くの親子に喜んでいただくことができましてた。」とするメッセージが添えられていました。ちびチュウ様,有難うございました。御紹介致します。

2025年2月14日金曜日

YBSロケ班+ダンビラムーチョ来校


今朝,築地新居方面に出向こうと,プロムナードを西門に向け歩いていると,柳の木が朝日に輝き,私の目には心なしか枝全体が鶯色に色づき始めているように見えました。近づいてみると,まだ柳の芽は膨らんではいませんでした。そこで,白梅の木を観察してみると。明らかに白い花弁を内に秘めた芽が確実に膨らみ始めていました。春が待ち遠しい瞬間でした。 

山梨放送(YBS)が金曜夜7時から放送している「ててて!TV」。同番組が,私たちの昭和町の特集を組むということで,その一環で同ロケ班が,お笑いコンビダンビ ラムーチョのお2人を連れ立って,今週の月曜日10日の午前中に本校を来訪されました。ロケ自体は,通りすがりのお二人を私と教頭先生が発見,校内に招き入れるというシナリオでスタートしました。校内は6年の今村かむいさんと星野りゅうまさんが案内。ビオトープ,多目的室,体育館の順で案内しました。ビオトープでは,蛍の餌となるカワニナをかっている様子を見てもらいました。

多目的室では,合唱部の練習風景を見てもらいました。
そして体育館では,体操を習っている4年生の河田はるきさん・あやのさん姉妹の演技を見てもらいました。
取材の合間には,ダンビラムーチョさんが子どもたちと鬼ごっこに興じる場面もありました。
そして最後は,今村さんと星野さんがお見送り。二人は,ダンビラムーチョさんからの振りにもアドリブで対応し,生きる力を遺憾なく発揮してくれました。
気になる放送日は,来週の金曜日。2月21日午後7時からだそうです。是非御覧下さい。





2025年2月13日木曜日

小学校生活を支えてくれた保護者への感謝

 

6年生54名は昨日,学年部会に先立つ小学校生活最後の授業参観の場を活用して,1・2組合同による保護者に感謝の気持ちを伝える「感謝の会」を行いました。

会は,個々の成長を振り返るスライドショーに始まり,家庭科で作成したクッションにメッセージを付けたプレゼント贈呈,そして合唱という内容でした。



6年生の小学校生活,余すところ23日となりました。