学び舎とは,学問をするところという意味とともに,人が育つところという意味があるそうです。学び舎に,異年齢で構成される社会に生きる人を育てるところという意味があるのなら,この押原小学校は368名の児童にとっては紛れもない学び舎であり,人生に於いてかけがえのない母校に違いありません。そんなことを確信させる素晴らしい6年生を送る会が,本日開かれました。
スポットライトが当たる中を1人1人登場した,6年生の入場。1年生は寸劇と歌で,感謝の気持ちを伝えました。2年生は元気いっぱい,応援で6年生にPowerを送りました。3年生は「上を向いて歩こう」をリコーダー演奏と合唱で披露しました。4年生はパネルを使って感謝の気持ちを表したり,合唱やリコーダー演奏をしたりしました。6年生から伝統のバトンを引き継ぐ5年生は,合唱と合奏を披露しました。
これ等に応えて6年生は
合唱を披露したり,呼びかけを行ったりしました。小学校は,異年齢の中で幼子が集い・群れてなんぼの世界。そして,皆の心が集まるということが,どれほど温かく・心地よいかを体験させる場。本校の学校教育目標は「ともに学び合い 心豊かにたくましく生きる 子どもの育成」であります。本日の6年生を送る会は,この具体的な姿を,子どもたちが自らの姿をとおして示してくれた,素晴らしい会となりました。