2024年10月31日木曜日

授業力を磨く


教員は,法律で研修(研究+修養)を積むこととなっています。昨日は,3年2組の皆さんに御協力を頂き,また担任の土屋晃喜先生に総合学習の授業提供をしていただき,校内研究会を実施しました。自他共に認める「昭和町のよさを発信しよう」という正解の無いテーマに,子どもたちは果敢に挑戦し,知恵を絞っていました。授業に向かう集中力も,とても素晴らしかったです。








山梨県総合教育センターの渡邊指導主事をメイン講師に迎えた,授業後の研究会では,グループ協議を中心に研究を深めました。授業提供者の土屋先生の解説の他,グループ代表による協議の報告等を行いました。前提となる提案授業が,子どもたちのがんばりもあり,とても質の高い授業だったものですから,その後の研究もとても深まりました。
本日,朝方の本校上空。私事で恐縮ですが,私は雲が大好き。池波正太郎のファンで,中でも『雲切仁左衛門』が好きだからというわけではないのですが。(池波作品では,『鬼平犯科帳』もgoo!。仁左衛門や長谷川平蔵に描かれる温かく,懐の広いリーダー像に憧れますが。)今朝は,南アルプス・富士山共に秋の山肌を見せてくれました。いよいよ,空気が澄んできました。


 

2024年10月30日水曜日

昭和町・昭和町民の皆様,素敵なプレゼントをありがとう!



本日,マリオ・ブルーノ様(フルート:イタリア)をはじめとして,4名の演奏家(ピアノ,オーボエ)にお越し頂き,4年生以上を対象とした恒例の「押原小学校音楽鑑賞会」を開催しました。演奏はシューマンの“アダージョとアレグロ”から,久石譲作曲“もののけ姫”といったおなじみの曲まで7曲,奏でていただきました。先に,「恒例」と記しましたが,毎年・無償で一流の演奏家に来校願い,生で素晴らしい音楽を聴かせていただける学校は,県内でも,ここ昭和町だけだと思います。私は,かねがね「若い時こそ,沢山の『本物』に触れる必要がある。」という,我が国のフランス料理界の重鎮 三國 清三(きよみ)シェフの言葉を大事にして,学校教育を考えています。

(小さなポスターを,校長室の常に目の届くところに掲げています。)とはいえ,なかなかできるものではありません。ところが,それを「恒例」として,年に1度実施できるのは,紛れもなく昭和町及び昭和町教育委員会の熱意と,そのことに理解を示し財政的にお支えくださる町民の皆様方の血税があってからこそと理解しています。本当に有難いことです。子ども・保護者に代わり,心から感謝したい気持ちです。来年度以降も,子どもたちが“本物”に触れられる機会を,提供頂きたいです。

2024年10月29日火曜日

学校に電車の券売機があります(2-2担任 大久保 有羽)

 



秋の校外学習では,電車とバスを使って,山梨県立科学館に行きました。東花輪駅から切符を買って甲府駅に行くという経験を初めてする子もいました。私もですが,最近は切符を買うより,ICカードでピッとすることばかりだと思います。券売機で戸惑うことがないように,切符を買う練習をしっかりとして行きました。切符を買ってから教室に入ったり,切符を買ってから中休みに行ったりしている児童の姿も見られました。私も切符をよく買っていました。

東花輪駅では,全員がスムーズに切符を買うことができ,練習の成果を発揮出来ました。身延線に乗って,変わりゆく景色にわくわくしている子どもたちの姿がとても可愛かったです。科学館でも思い出となる缶バッチを作ったり,たくさんの展示物を見たりして,楽しく学習できました。


昨日,「就学時における児童理解検査」を行いました。今現在に於いて,来年度の新入児童は70名。3クラスを予定しています。


2024年10月28日月曜日

挑戦、そして感謝(6-1担任 野呂瀬 健)

朝,起きましたら雨だったので,子どもたちの登校を心配しました。ところが,登校が始まる時刻には雨が上がり,何と!子どもたちと北の空にかかる虹の橋を見ることが出来ました。今日は,野呂瀬先生に御担当いただきます。




6年生は運動会が終わった直後から陸上記録会に向けて練習を重ねてきました。その練習の中ではいろいろな先生に記録を計ってもらったり、アドバイスしてもらったりしてお世話になってきました。そして、17日(木)の陸上記録会本番では、練習の成果を発揮しようとどの子も一生懸命競技に臨みました。自己ベストを出せた子もいれば、思うように記録が伸びなかった子もいましたが、どの子も全力で頑張っていました。自分の種目が終わった後も、仲間の応援に全力を尽くす姿も見られました。

全ての競技が終わり、陸上記録会が終わったような気持ちになる児童もいましたが、まだ大切なことが残っていました。それは、陸上記録会に挑戦するために「力を貸してくれた人」に感謝を伝えることです。そこで今回は、種目ごとのメンバーで集まり、練習でお世話になった先生方に感謝の気持ちを伝えました。陸上記録会の練習をみてくださった先生方も「よく頑張ったね!」と6年生の頑張りを称えてくれていました。

自分が何かに挑戦しようとしているときに 「力を貸してくれる人がいる」 ということはとてもうれしいことで、ありがたいことです。そして、挑戦した後には感謝を伝えることも大切です。6年生が元気に陸上記録会に臨むことができたのも、保護者の皆様のサポートがあったからです。本当にありがとうございました。大きな行事が一段落し、これから学習中心の生活となりますが、6年生がますます成長していけるように指導していきます。これからも温かいサポートをよろしくお願いいたします。


さて,この土日。コミュニティースクール関連の色々な行事が行われました。土曜日には西条小学校を会場に「昭和町English day」が開かれ,今年度は新たな試みとして,夏休みに実施された「昭和町オーストラリア研修」のメンバーとして参加した甲府昭和高校の高校生による報告会も行われました。また,昨日・日曜日は本校を会場に,恒例の「昭和町民のための室内音楽演奏会」が開催され,世界的なフルート演奏者を招いての優雅な時間が流れました。

さて私ですが,先週末は,徳島県で開催された全国連合小学校長会研究協議会に山梨県小中学校校長会のメンバーとして参加してきました。「学校において,子どもたちは,失敗を怖れる必要はありません。すべては成功までの挑戦の過程だからです。欠点のない完成形を最初から求めるのではなく,未完成のβ版を次から次へとつくりだし,あらゆる角度から検証し,想像以上に良くしていく。この姿勢こそが教師のめざすVisionです」といった大切なことを学んできました。学校経営に役立てていきたいと思います。


2024年10月22日火曜日

秋がいっぱい!(1-2担任 吉岡あゆみ)

 



ここ数日は過ごしやすい秋らしい日が続き,朝夕は寒さを感じる季節となりました。

そこで,1年生は生活科の学習で秋探しに出かけました。場所はもちろん,押杜です。自然いっぱいの押杜は,昆虫や植物の観察ができます。「トンボだ!」「コオロギだ!」「面白い形の落ち葉があったよ!」「どんぐりの赤ちゃん見つけた!」「空気が気持ちいいね!」何気ない会話から秋をたくさん感じました。

今回の秋探しは,国語科の「しらせたいな、見せたいな」という文章を詳しく書く学習とつなげていく予定です。子どもたちが観察した「触った感じ」「匂い」「大きさ」「色」「形」を文章にまとめ,発表する日が待ち遠しいです。短い秋を楽しみつつ,寒暖差で体調を崩さないように,1年生みんなで元気に生活していきたいです。
本日5校時は,3年1組(石田里紗学級)で土屋晃喜先生が行う総合学習のGuestティーチャーになるため,同教室を訪問しました。先生が質問を投げかけると,即座に5・6人の子どもがサッと手を上げるなど,素晴らしい反応が・・・。しかも,子どもの口から「ふるさと」とか,「平地」等と言った大人びた言葉と共に「平地=山が無い」と言った社会的な見方が生まれるなど,とても充実した授業が行われていました。3年1組,お利口さんの集団です。

日々,本blogをお訪ねくださり,有り難うございます。明日23日~25日は校務により,blogをお休みさせていただきます。週明け28日(月)には再開します。引き続き,宜しくお願い致します。

2024年10月21日月曜日

5年生のこだわり紹介(5-1担任 浅川啓司)

 






先日、押原公園でふれあい祭りが開催されました。押原小学校のブースも設けられ、5年生が販売したお米をはじめとするマグネットやしおりも大盛況。子どもたちも大喜びでした。そこでブログを通して、5年生のこだわりを紹介します。

 まずは、何といっても「気持ちを米て押原米屋」という店名です。「込めて」と「米て」をもじる工夫に多くの児童が賛同し、決定しました。そして、今年は、お米に加えて、子どもたちが企画・制作した、しおりとマグネットも売りました。しおりは、5種類。マグネットも様々なバリエーションを考えながら制作していました。同一価格で売るからこそ、品質にばらつきがないように意識しながら、子どもたちも丁寧に制作していました。実は、作った物の中でも売り場に出せないクオリティだと子どもたち同士で判断したものは、売り場に出さないというこだわりもありました。5年生がこだわりをもち、1から作ったものでしたので、喜びもひとしおだったのだと思います。5年生は、校外学習や児童会選挙とまだまだ忙しい日々が続いていきますが、みんなで協力してがんばろう!


本日のblogを御担当くださった浅川先生。先週末,甲府市立相川小学校等を会場に行われた山梨県連合教育会主催「第74次山梨県秋季教育研究集会」社会科研究会で,中巨摩地区の小学校を代表して,4年3組担任石田陸人先生と共に,授業実践レポートを発表しました。レポートの元となった授業自体も立派でしたが,当日の2人の発表,質疑応答も素晴らしく,若手教育が自信を持って成長していく姿に接し,応援に出向いた私の目頭も熱くなりました。レポート内容,質疑応答の内容とも素晴らしいということで,本レポートは,今後開催される全国教育研究会に,山梨県を代表して参加することになりました。


2024年10月18日金曜日

ヘチマと一緒に成長中です!パート2(4-1担任 三井良美)

 



理科で育てているヘチマが,暑い夏を超えて大きく育ちました。黄色いきれいな花が何輪も咲き,立派なヘチマがいくつも実りました。ツルがにょきにょき伸びている様子も面白いです。子どもたちは手を洗いにベランダに出るたびに,「ヘチマ,こんなところに出来た!」「風で花が落ちちゃった。」など発見を言葉にしています。伸びて棚から吊り下がっているツルに触ろうと,ジャンプする子どももいます。


4年生の子どもたちは,運動会で『よさこいソーラン節』に挑戦し,3年生に教えるという大役を果たしました。そして「ふれあい祭り」に向けては,商品の説明カードをパソコンで制作したり,お祭りの掲示物を作ったりもしました。パソコン操作が分からないときには誰かが手伝ったり,商品の値段をお互いに相談したり,一緒に看板を作ったりと,みんなで協力し合う様子がとても素敵でした。4年生67人は,2学期もヘチマと一緒にぐんぐん成長中です。


町中を歩いていると,金木犀の香りが急にして,ハッとさせられると共に,何か徳をした気分になるのは,僕だけでしょうか。昨日,御報告した「陸上記録会」ですが,本校代表の6年生は,女子400mリレー(宮川さん,荻原さん,望月さん,淺野さん)第1位をはじめ,多数好成績を収めました。と,同時に,自己ベストを記録した子どもも多数。本日,お昼の放送で全校に報告すると共に,6年生の健闘を称えたいと思います。


2024年10月17日木曜日

秋晴れの下,陸上記録会

 

秋晴れの下,小瀬にありますJITリサイクルインクスタジアムで開催された,中巨摩教育協議会第二支会主催の陸上記録会に,6年生は参加しました。運動会直後から本日の大会に向け,6年生は朝な夕なに練習に取り組んできました。陸上競技は,体格に依る所も大きいため,子どもたちは皆,第1目標として自己ベストを目指し頑張っていました。




競技を終えると,観覧席から,頑張る友達に精一杯の声援を送っていました。



2024年10月10日木曜日

ナス農家見学(3―1担任 石田里紗)

 



10月1日に「山梨とれたて農園」さんにご協力いただき,ナス農家の見学に行ってきました。3年生の子どもたちは、1学期から昭和町の魅力を学び,発信してきました。社会科の農家の学習を通して,農家の仕事・思いを学び意欲的に参加することができました。多くの質問を行い,よりナスの魅力を知ることができました。一人3本ずつ収穫体験もさせていただき,つやのよいナスや大きく育ったナスを手に取り,その良さを体感することができました。今回の学びもふれあい祭りで発信していきます。

児童会のあいさつ運動の順番が3年生にも回ってきました。1学期からの取り組みで高学年の先輩たちの背中を見て学び,元気なあいさつで全校を迎えることができました。自分たちでどこに立ってあいさつをしたらいいのか、考えを出し合い,児童会の一員として活動を行うことができました。



昨夜は寒さに,夜中に目が覚め,今シーズン初,毛布を掛けてやすみました。そのようなこともあり,子どもたちの装いは,一気に長袖へと替わりました。“これぞ秋”といった爽やか,しかし寒い朝でした。

2024年10月9日水曜日

お待たせしました,校長賞授与式


小学校生活の間に,1度は賞状を授与される喜びを味わってもらいたい。保護者が賞状授与の推薦人になることを通して,親子の絆を深めてもらいたい。そんな,諸々の願いを込めて創設した校長賞授与。2学期がスタートして1か月を経て,少々間が空いてしまいましたが,本日昼休みに,全校児童を体育館に集め授与式を行いました。学校にとってはささやかな取り組みではありますが,この機会に最大限,自己肯定感を伸ばして欲しい,自信を得て欲しいとの願いから,受賞者には,賞状と共に「お家で授賞式」の仕方を記したプリントをお配りしました。御家族で,最大限に讃えてあげていただきたいと思います。受賞者数は277名です。皆さん,暑い夏にもかかわらず,よく頑張りました。おめでとうございます。



昨日は,4年3組の皆さん,担任の石田陸人先生に社会科の授業提供をしていただき,中巨摩教育協議会社会科(地域教育)研究会及び押原小学校共催,山梨県小中学校社会科教育研究会後援の下,授業研究会を行いました。講師には,元文部省(現文部科学省)教科調査官・元岐阜大学教授 北 俊夫 先生をお招きし,じっくり御指導いただきました。4年3組の児童も,石田陸人先生も,数多くの参観者がいて緊張をしたと思いますが,よ~く考え,我々参観者にとってもとても学びの多い授業研究となりました。


2024年10月8日火曜日

相川先生,有り難うございます

 

子どもたちに,国内・外の出来事を,大きな写真と共に伝える「朝日写真ニュース」というものがあります。本校でも,子どもたちが1番目に触れる職員室入り口に掲示してあります。御覧のとおり大きな写真が魅力のニュースです。過去2年間,河東中島の相川整形外科クリニック理事長の相川大介先生が御提供くださっていました。そのようななか,この度,「相川先生が,あと1年延長してくださる」との報を,(株)朝日写真ニュースから受けました。地域の子どもの成長を願い,スポンサーになってくださる。有難いことです。相川先生有り難うございます。謹んで,皆様にお知らせ致します。