2024年12月24日火曜日

リモート終業式


全国的なインフルエンザの流行を受け,本日の「2学期終業式」は,杉山教務主任の発案により,リモートで実施しました。校長室脇の相談室を急ごしらえのスタジオに作り替え,放送しました。年の瀬を控え,寒い体育館に全校児童を集め,インフルエンザの罹患者が増えることを危惧しての対応でした。

低学年代表1年遠藤さん
中学年代表3年田中さん
高学年代表5年後藤さん(後藤さんは,来年度の本校児童会長就任予定児童です)の3名が,本校の慣例となってきた,ノー原稿(←原稿丸暗記)で,立派に「児童代表挨拶・2学期を振り返って」を発表してくれました。近年,やる気(意欲),考える力(思考力),表現する力(表現力),協議・交流する力(コミュニケーション力)といった力に注目が集まっていますが,私は教育の基本,特に初等教育の根本は,暗記力(←当然,これだけではありませんが)と考えています。頭が柔らかいうちに記憶装置を鍛える。大事なことだとは思いませんか。
さて,サンタの衣装で登場したのは,生徒指導主任の古屋先生(←第1学年主任,1年3組担任)。冬休み中に気を付けることを,子どもの興味を引きながら,分かりやすく話してくれました。さて,子どもたちの様子は・・・
1年2組吉岡学級・・・しーん。
5年1組浅川学級・・・ジィ~っと。
やはり,押小の子どもたちは素晴らしい!!!。

お陰様で,子どもたちが事件・事故に巻き込まれることなく,また大病を病む子も出ず,78日間の2学期を無事に終えることが出来ました。これもひとえに,子どもたちの努力もさることながら,保護者・地域の皆様方の御理解と御協力の賜と,深く感謝申し上げる次第です。本当に,有難うございました。来年度も,引き続き,どうぞ宜しくお願い致します。不登校0人記録,更新中!






2024年12月23日月曜日

お楽しみ給食

 

本日は2学期最後の給食ということで,普段あまりお目にかからない品々が,配食されました。メニューは,コーンピラフ,クリスピーチキン,もみの木(←ブロッコリーをもみの木に見立てているのだと思います。)サラダ,野菜スープ,チョコレートケーキ,ジョア(プレーン)でした。とても,美味しかったです。


過日,19日(木)に6年生は,昭和町選挙管理委員会の皆様方にお越し頂き,「選挙出前授業」を開催しました。選挙は,民主主義の根幹をなす制度なので,とても重要なのですが,御存知のとおり各種選挙に於いて投票率が向上せず,ある意味民主主義の危機を迎えています。そこで,社会科で公民的分野を学習している6年生に,より深く学習してもらおうと,今回の出前授業が実施されました。会場となった多目的室には,自書式投票用紙分類機が持ち込まれ,分類の実演をしていただきました。6年生には是非,民主主義を尊重し,選挙権を大切にできる成人になって欲しいと思います。






一方5年生は,20日金曜日に,山梨県立防災安全センター及び甲府地区消防本部南消防署昭和出張所より講師をお招きして,起震車体験と初期消火訓練を行いました。起震車体験は震度7の揺れを経験しました。また,初期消火は水消火器を使って訓練を行いました。能登半島地震から間もなく1年が経とうとしています。一口に,「備えあれば憂いなし」とは申しますが,子どもたちが大きな自然災害に出会うことなく,平和で豊かな人生に恵まれることを切に願うばかりです。

2024年12月20日金曜日

心も,お口も,ホッカホカ(2年:焼き芋大会)


 

秋晴れの下,2年生は昨日,昭和町生きがいクラブ(有賀惠藏会長)の皆様8名に講師になっていただき,「焼き芋大会」を行いました。お芋は,生活科の学習で育てたもの。着火剤の落ち葉は,過日のクリーン作戦で,全校児童皆で集めたものです。



正確には,さつま芋を蒸し焼きにするため,湿した新聞紙でさつま芋をつつみ,それを更にホイールでつつみ,おきになった炭火の中に入れます。できあがりは・・・


写真で全て,御理解いただけると思います。心も,お口も,ホッカホカ。



2024年12月19日木曜日

校庭に,子どもの歓喜の声がこだまする


本日,昭和総合型地域スポーツクラブCamellia(←昭和町,山梨県サッカー協会,ヴァンフォーレ甲府の3者協同出資の一般社団法人。昭和町(押原中学校)が進める,部活動の地域移行の受け皿の一つ)が来校し,「投げる」ということをテーマに,「運動能力向上プログラム」を開催してくださいました。




こんなもの,あんなものにめがけてぇぇぇぇ~,えいや! と。
ゴール目指して正確に,距離を求めて遠くに。とにかく,投げる,投げる,投げる。

こんな青空の下,校庭に幼子達の歓喜の声がこだましました。これぞ,小学校!!!



 

2024年12月18日水曜日

第3回賞状伝達式

 

卒業式まで,51日となりました。6年生は,卒業アルバム作りやら卒業制作やらに余念がありません。そんな中,昨日,教員たちも当該職員を中心に卒業式検討委員会を開催し,細かな打合せを開始しました。



一方,本日は,体育館で第3会賞状伝達式を開催し,陸上記録会,図画工作・美術大会,町主催のコンテスト関連の賞状等を子どもたちに伝達しました。
職員玄関脇のロッカーの上に置かれた,杉山教務主任の作品です。


2024年12月17日火曜日

ロング昼休み・・・30分



 本日,本校は,通常,昼休み(15分)の後に設定している掃除(15分)を中止し,昼休みをロング(30分)にして,児童会主催の「縦割り遊び」を行いました。

私は,前々から,もっと子どもたちが友達とたっぷりと遊ぶ休み時間を設定できないかと考えていました。昔はよく,子どもにとって遊び(←この場合の「遊び」は,パソコンゲームなどのような1人でするものではなく,何人かの子どもが群れて,駆け回ったりする身体的活動を伴い,時としてメンコやビー玉のような技を必要とするもの)は仕事と言ったものです。それがいつしか,子どもたちは外で遊ばなくなり,群れて遊ばなくなってしまいました。学校から帰り,友達の家に集まって,時間の過ぎるのを忘れて缶蹴りに興じたり,ライダースナックのカードで「差し」なる遊びをした経験を持つ私は,子どもたちに遊びを通して,色々な経験を学んで欲しいと願っています。その私の考えに,児童会本部の活動が乗り,本日の企画となりました。個人的には,青空の下,びっしょり汗をかくような遊びを行って欲しかったというのが,正直な思いです。今日は,初回ということもあってか,小ぢんまりとした遊びになってしまった感が残りました。しかし,今後とも,「魅力有る学校づくり」等と理屈ではなく,月に1度は,ロング昼休みを設定したいと思います。そもそも,ヨーロッパの学校では,児童に学校の掃除をさせるのは「虐待にあたる」という思想があるのを御存知ですか。学校の掃除は,行政が責任をもっておこなうもの,というのが一般的なのだそうです。掃除に教育的価値を置き,人の生きる「道」として自らを磨く場と考えるのは,儒教思想が生きる文化圏と聞いたことがあります。確かに,私が都留文科大学附属小学校におりましたとき,大学の交換留学で学校訪問に来るデンマークの大学生からは,掃除の場面を見せて欲しいと,必ずRequestがありました。私は掃除も大事,されど遊びも大事と考えています。

2024年12月16日月曜日

師走 第3月曜日の朝

とても,寒い朝でした。今朝は,天野電気様方面に出向きました。と,その時?おやおや!!!思わず,2度見,3度見をしてしまったのですが,サギがあぜ道に,オブジェのようにたたずんでいました。越冬のために,秋から栄養をたくわえていたのでしょうか。夏場のスボーティーな体型ではなく,丸みをおびた大きな姿でした。

そのような師走の月曜日の朝,子どもたちは15分間の「読書タイム」で,静かに1週間をスタートさせました。とても,とても,とっても落ち着いた,週の幕開けでした。


1年1組と4年1組の様子です。


2024年12月13日金曜日

ホタルの町,復活をめざして+2年生の算数

 






以前よりお話申し上げておりましたように,昭和町はホタルが舞う町の復活を目指して,源氏ホタル愛護会,キャメリアと協働し昭和町立4小中学校で,「ホタル育成大作戦」を推し進めることになりました。そこで本日は,太田教育長様及び関係者の方々の御来校を仰ぐ中,蛍の幼虫の引き渡し式が行われました。今後は,ホタル愛護会様,キャメリア様に御指導を仰ぎつつ,本校では飼育委員会を中心に,来年5月頃のホタルの群飛を目指して飼育を行っていきます。
昨日は,授業観察で,2年1組山本学級を訪問し,算数の授業を参観させていただきました。どの子も落ち着いて授業に臨めていて,とても感心させられました。

中でも,小林さんは定規を使い,ノートを整理できるなど,しっかり学習をしていました。
授業はパソコンを使いながら進み,大型提示装置を活用しながら各々の考え方を紹介し合っていました。

子どもたちの工夫が視覚化され,とても学びの深まりが感じられる授業となりました。




2024年12月12日木曜日

6年生の道徳

昨日6年2組で,望月先生による道徳の授業を拝見しました。テーマは,「本当の『自由』とは何か」でした。

その前に,道徳の教科書を御覧下さい。6年生ともなると,こんなに小さな文字で書かれた5ページ分の文章を先ず読み,内容を頭に入れます。その上で,お話のあらすじを追いつつ,本時で考えるテーマについて,皆で意見を交流し,各々の考えを深めていきます。
6年2組の子どもたちはとても集中して授業に参加しており,このように教科書を子どもも,教師も見ながら,1つ1つ確認しながら,学習を進めていました。授業が進み,いよいよ,本時のテーマである「本当の『自由』とは何か」について,意見を発表し合う場面になりました。主だった意見としては「自由にしすぎないで,後に起こることを考えながらすること」,「自分だけで無く,周りの人も楽しめること」,「決まりを守りながら存分に楽しむこと」,「自立した自由を楽しむ」などといった考えが出されました。6年生になると,しっかりした意見を創り出すことが出来ます。

本日は,作曲家の弓削田健介先生(ゆげた けんすけ・・・本校合唱部が今年出場したNコンで発表した「平和のたね」の作曲者)をお招きし,芸術鑑賞教室を行いました。体育館を暗くし,弓削田先生の音楽の世界を,曲と映像とで堪能しました。写真は弓削田健介先生と合唱部の面々です。



 

2024年12月11日水曜日

5年生の算数

 

今日は,5年2組中込学級に,授業観察でお邪魔しました。どの子も先生を見つめて,集中して授業に取り組んでいました。算数の授業で,単位量の学習。前時は人口密度で,本時は速さでした。

齊木さんは,解き方(考え方)を紙に書いて,近くのお友達と協議していました。
秋山さんは,皆の前で,解き方を説明しています。ちなみに,秋山さんは,来年度の児童会副会長です。
隣の5年1組浅川学級を覗いてみると,こちらも算数の同じ部分を,先生に導かれながら学習を進めていました。玉城さんが,積極的に発言をしていました。
5年生になると,板書を写すだけでなく,ノートに数直線を使って自分の考えを示したり,赤ペンを使って大事なことを記したりすることが出来るようになるんだなと,長田さんのノートをみて,驚かされました。整然とノートに記せるということは,長田さんの頭の中がそれだけ整理されているということだと思います。誠に,立派!!