2024年12月9日月曜日

きつねに「思いやりと親切をあげた」

 週明けの月曜日。しかも,とぉ~っても寒い朝。押越の田んぼに張られた水は凍っていました。そのような中を,子どもたちは,成長するために登校してきました。2校時に,1年3組古屋学級で,道徳の授業を参観させていただきました。


教師に導かれ,自分で考え,友達の意見をきいてまた考える。そして,練り上げた考えを学習プリントに記す。
秋元あさひさんは「お願いします。いいたい!」と懇願して,意見発表をしていました。
中込たろうさんは,「思いやり」などと言う言葉を使って,自分の考えを発表します。
そして,平賀れいさんにいたっては,「ウサギがキツネにあげたのはくりではなくて,思いやりと親切をあげた」等と発言。
どの子も集中して授業を受けていました。授業終わり,ある子が私に近づき「今日の授業は何点?」と聞いてくるものですから,思わず「100点中120点」と言ってしまいました。(←ちなみに,この子は,避難訓練時の私の講評を,しっかりと聞いていたのだと思います。)
1年も経たないうちに,このような押杜っ子に育て上げている古屋先生の御指導も誠に見事ですが,寒い中,頑張って登校してくる子どもたちに,こういった授業を提供できることを,大事なお子様方をお預かりする学校責任者として,とても嬉しく思いました。

通学路の脇の畑に,いままさに収穫期を迎えようとしている小松菜が,寒気に負けず力強く,緑の葉を茂らせていました。押杜っ子達も寒さにへこたれず,力強く伸びていって欲しいです。