2022年11月10日木曜日

ありがとう昭和町,そして昭和町教育委員会

今日は年に1度の芸術鑑賞会として,クラウン(道化師・ピエロ)たちによるコメディー・サーカス,“クラウン・サーカス”を低・中・高学年の3のグループに分け(クラウン達にすると3公演)実施しました。サーカスと言っても,空中ブランコやライオンが出てくる類いのものではなく,ジャグリング,バルーン,パントマイム,マジック,アクロバットといったプロの道化師達による最高のエンターテイメントショーでした。しかも,児童や教師が参加する部分もあり,まさしく浮世のことを忘れる怒濤の50分,夢の世界でした。とにかく,このようなス・テ・キな時間を提供くださった昭和町及び昭和町教育委員会,そして企画してくれた担当・山本先生に心から感謝したいと思います。「浮世のことを忘れる」と言いましたが,それは当然私のことでは無く,子どもたちのことです。コロナが流行してから,子どもたちはどこか,目に見えないプレッシャーを常に感じていると捉えています。コロナだけで無く,友達のこと,お勉強のこと,そして中学校進学のことと,それこそ心配や不安の無い子の方が,実は少ないと思います。そんな中で,どの子も目元が緩み,クラウンは一言も言葉を発しないのにその世界に完全に浸り,食い入るようにパフォーマンスを楽しんでいました。子どもとは,何と無邪気で可愛い存在なのでしょう。このような企画に,予算を付けてくださった昭和町そして昭和町教育委員会に,子どもたちに成り代わり心から感謝申し上げます。有難うございました。そして,今後とも“Children come first ”(←赤いネクタイがトレードマークのアメリカ人の口調でお読みください)でお願いします。次は保護者の皆様方の出番。感想を是非聞いてあげてください。







2022年11月9日水曜日

次に向かって

 今日は3年2組渡邉学級で国語の授業を,1年3組杉山学級で算数の授業を参観しました。渡邉学級では,修飾語を学習していました。修飾語が正しく使われないとどのような誤解が生じるかをパソコンの画面を使い,楽しく・分かりやすく指導していました。一方,杉山学級では13-9の答えの導き出し方を学習していました。計算式で表すと,10-(9-3)と10-9+3といった計算の仕方を,ブロックを使って解いたり,言葉を使って説明したりしていました。11時からは築地新居区の河田区長さん,同区の生涯学習委員会の皆様方がお訪ねくださり,同区の文化祭で本校を会場としたいというお申し出を受けました。本校としては,当然OK。当区に限らず,参観を希望する本校児童及び保護者は,「参観しても良い」というご許可も頂きました。過日の「ふるさと探検」では4地区の安協様及び押越区生涯学習推進委員会の御協力を得,CS事業としても大成功を収めることが出来ました。今度は,築地新居区。内容はなんであれ,学校と地域とがより一層,絆が深まれば良いと考えています。この輪を,もっともっと大きく・太くしていきたいと思います。





2022年11月8日火曜日

山梨日日新聞に報じて頂きました

 既に目にされた方もいらっしゃるかと思いますが、本日、山梨日日新聞16面に、押杜川(本校ビオトープ)に今川で調査捕獲した魚を3年生が放流した時の模様を報じて頂きました。本校としましては、放流活動も幼子の体験として教育的意義を感じていますが、同時に、過日の「ふるさと探検」とも合わせて、昭和町教育委員会が提唱する「ふるさと教育」の推進に重きを置いて参ります。押杜のカリンの木。馥郁とした香りを漂わせています。





2022年11月7日月曜日

ここが私達のふるさと“昭和町押原地区”

 これ以上はないというような絶好の天候に恵まれ,多くの地域の方々に支えられ,本校初となる「ふるさと探検」を,無事に,予定通り実施することが出来ました。中には,老若男女・家族全員で,ふるさとを満喫なされた方も。地区内を巡回しましたが,多くの保護者・地域の方より,「楽しい」,「ステキな企画だ」と高評価を頂きました。やって良かった。こういった時代なので,就職や結婚等で昭和町・押原地区を離れる子どもも出てくると思います。しかし,どこに転居しようとも「ここが私達のふるさと“昭和町押原地区”」。この事実は変わりません。御参加頂いた方々の胸に,暖かな日差しを浴びてとても良い秋の一日だったという記憶と共に,ふるさとのよさが刻まれたことを期待します。皆様,御理解・御協力,有難うございました。お疲れ様でした。





2022年11月4日金曜日

「絶対美味しい給食」から「秋の受賞」まで3題

 1題目。テレビ番組で給食が取り上げられると必ずと言っていいほど出てくる揚げパン。今日はその揚げパンの中でも王様の「きな粉揚げパン」が出てきました。メニューは,きな粉揚げパン,マカロニソテー(←ソテーされたケチャップ味のタマネギとベーコン。想像して下さい,最高!。カレーポトフ,フルーツのヨーグルトあえ,牛乳)。もう,絶対美味しい給食でした。2題目。1校時,3年生が体育をしていました。校長室で仕事をしていると,校庭から「1・2・サーン」,「1・2・サーン」のかけ声が。見ると3年1組石渡学級がハードル走の入口の学習,リズミカルに障害を越えて走る学習に取り組んでいました。(3年2組は鉄棒の学習)。高さ20㎝程度の高さの障害物ですが,8才・9才の子どもたちにとっては,紛れもない目障りな障害です。これをリズミカルに跳ぶ。この感覚,能力の習得も,自分の体を思い通りに動かす上での大事な能力。このようにして,運動能力的にも1人前の人に育っていく。このようなことを思いながらカシャ。空は今日も,子どもたちを優しく抱いてくれていました。3題目。昨日の新聞は各紙,秋の叙勲受賞者を報じていました。本校でもこの夏,校長賞を授与させていただいたことは記憶に新しい所ですが,私もこの度,4年女児2名より「いつも元気でいいで賞」なる賞を頂戴しました。気恥ずかしいので細かなことは申し上げませんが,賞状の最後に,「これからも全校,押原小学校を元気に明るくしてください」と記してありました。ここが大切。子どもたちが期待をしてくれているのです。嬉しい言葉に浮かれず,子どもたちのためにこれからも「がんばろう」と心に誓いました。賞状というより,エールで賞。(^^)v






2022年11月2日水曜日

古典の世界への誘い

 「古典の世界に子どもたちを誘いたい」と,6年主任の中込敦子先生が万作の会(主宰 人間国宝 野村万作氏)主催の「狂言ワークショップ」に応募。思いが繋がったのか,見事当選し,6年生は本日午後,YCC県民文化ホールで開催された同ワークショップに,給食を早めに食し,繰り出しました。(ちなみに主催者の御厚意により,ナント!参加費無料!)これも本校が大事にしている,「若い時こそ,沢山の「本物」に触れる必要がある」という考えに依るものです。さて,6年生はそれに先立つ午前中,第1回目の卒業アルバム写真撮影に臨みました。いよいよ,巣立ちの準備が,徐々にではありますが,スタートしました。




2022年11月1日火曜日

押原小の授業

 いよいよ11月に入りました。昨日とはうって変わって,時折小雨の降る寒い1日となりました。上越で2年間を過ごした経験を持つ私は,「上越の冬の入口はこのような天気で,雹(ひょう)が降り出したら,間もなく雪が降り始めます・・・。」そんな話を職員室でしました。今日は,3年2組で行われた鶴田先生の理科の授業を参観しました。?Boxから教材を取り出すという,子どもの興味・関心をMAXに引き寄せる導入で授業がスタートしました。メインは,子どもに問いを抱かせ,オクリンクというソフトを用いて一人一人の考えを大型提示装置に映し出し,それに基づいて授業を展開していくという場面です。10月25日付けのblogでもお伝えしましたが,児童一人一台パソコンの導入により,授業の幅がグッと広がりました。これまではなかなか見えなかった一人一人の思考が可視化されるばかりか,提示された友達の考えを元に,皆で考えを練り上げる,あるいは考えを代弁することを通して個人の考えの幅を広げる。そんな授業が,1年生から展開されるようになりました。同時に,パソコンを扱うSkillも向上しています。先生からの教材を個々のパソコンで受け取る。自分で打ち込んだ考え,或いは自分のノートを撮影した画像を先生に送り返す。そのようなことが2年生以上はほぼ全員,スムーズに行えるようになっています。授業も進化し続けています。上から2枚は3-2における,鶴田先生の授業。続けて山本先生,佐野先生の授業。自身のノートを撮影しているのは3-1石渡先生の授業です。そして,最後の1枚は小河先生の音楽の授業。「いろんな木の実」という南国風の曲,ハワイやトンガを想像させる明るく・愉快な曲を学んでいました。音楽は特に「楽しく」なくちゃ。「音苦」では,困ります。