2023年12月14日木曜日

子どもと登校途中での四方山話(よもやまばなし:いろいろな話題の話)

今朝,子どもと歩きながらの話,四方山話の中に,心に触れる場面があったので,つぶやかせていただきます。「♪ 秋の夕日に てる山もみじ こいもうすいも 数ある中に・・・」の歌詞で始まる童謡。御記憶にありますか?文部省唱歌「もみじ」という曲で,4年生が今でも音楽の授業で学習します。「今でも」と記したのは,もう49年も前,私も母校・国母小学校で,2部合唱という学習の中で,秋山眞紗代先生に御指導頂いたからです。この,「もみじ」を通学途上で,4年生の児童2人が歌っていたのでした。2部合唱で!!!。2部というのは御存知のように,簡単に言うと,高音部(主旋律)と低音部とに分かれての合唱のことで,1人の子が低音の旋律を覚えていて,合わせていたのでした。まず,このことにビックリしました。ところが,私も覚えていたのでした。もう,半世紀も前のことなのに。実体験を通して,「教育」って,本当に大事だなと,改めて感じた次第です。そして・・・。音楽教育の重要なねらいの一つに,音楽に親しむ,親しめる人を育てるという事があります。登校時の1場面かも知れませんが,登校時に友と歌を口ずさめる。何と豊かな時間でしょう。こういったことの延長に,豊かな人生が創造される。私たちが子どもに提供する音楽の時間。豊かな人生の基礎作り。そんな,大事な使命を帯びていると,改めて痛感した次第です。大霜さん,中山さん,本当に素晴らしい。児童玄関の入口には,SDGs委員会が植えてくれた花々が,プランターから子どもたちを見守ってくれています。すみれって可愛いうえに美しい花ですね。