2024年1月31日水曜日

1月31日,春待つ心と郷土愛

能登半島地震でスタートした1月も,本日が晦日 (←月の最後の日を「みそか」のと言います。故に,12月31日は「大みそか」といいます)。決まり文句の様で恐縮ですが,被災なされた方々に,一刻も早く日常生活が戻ってくることを,皆様方と共に祈りたいと思います。さて,1月が,行ってしまいました。2月は逃げるそうです。その一方で,やはり春を待つ心が膨らみのす。郷土学習,郷土愛を育む教育の一環で,11月に,正門に向かって左側(二宮金次郎像側)に昭和町の町の花である蓮華(れんげ)の種を,正門に向かって右側(押杜川沿い)に菜の花の種をそれぞれ,教頭先生が蒔いてくださいました。蓮華の田んぼと菜の花が咲く田園風景は,昭和町の原風景です。蓮華と菜の花が咲きほこる正門の風景,早く見たいものです。(But,ようやくく芽が出てきてのですが,霜柱に興味がある子どもたちが,その辺りを踏み荒らします・・・。オイオイ,踏まないでね。)




2024年1月30日火曜日

5類移行後の合唱

各学年は,「10才を祝う会」や3月1日に行う「6年生を送る会」に向けての取組に余念がありません。中でも,新型コロナ感染症5類引き下げに伴い,今年から卒業式に参加する5年生は,式内で卒業生にプレゼントする合唱曲“大切なもの”の練習に取り組んでいます。コロナ感染症蔓延により,本格的な合唱は数年ぶりというより,むしろ初Challenge。歌に向かう姿勢から,声の出し方まで・・・。正直,全てが1からのスタートです。そこで,指導者として迎えたのが,前任校等で合唱団を率いた経験のある6年1組の担任 望月麻絵先生。専門家の技を頼りに,合唱の素晴らしさを体験中です。一方,4年生は,竹内まりやさんの“いのちの歌”に挑戦しています。過日,登校途中で,伊藤まいかさんと小野あさはさんが「生きていくことの意味 問いかけるそのたびに 胸をよぎる 愛しい人々のあたたかさ ♪」と歌っていました。歌詞も素晴らしいですが,その歌詞の素晴らしさに気付いている二人もまた素晴らしい。やはり,合唱って素晴らしいですね,


 

2024年1月29日月曜日

降籏県教育長様より多数の賞状

 山梨県教育委員会は,運動が苦手な子どもを含む児童全体の運動参加を促し,運動習慣の形成と体力向上につなげることを 目的として,「目指せ!やまなしチャンピオン!」なる取組を行っています。具体的には,「ランニング チャレンジ」,「ジャンピング チャレンジ」,「スローイング チャレンジ」の3区分で計6種目において記録を競うものです。このような取組に於いて,本校は過日,7枚の賞状をいただきました。しかも,県の教育長様からです。何事も,がんばるって大切ですね(^o^)



2024年1月26日金曜日

大寒に春を探して

ふるさと昭和の自然環境にFocusして,総合的な学習を進めてきた5年生。昨日は,これまでも御指導を頂いてきたHOOKかんきょう『協育』事務所代表 野澤 健夫 先生にお越しいただき,「ふるさと昭和の自然(冬)のよさを伝えよう」というテーマで学習を再開させました。1回目となる昨日は,4校時に多目的室でオリエンテーションを行い,給食を挟んでの5校時には,ノートパソコンを片手に押杜で,全員で春探しを行いました。梅の木がつぼみを膨らませ始めたほか,柳もかすかに色づき始めました。





2024年1月25日木曜日

新入児保護者説明会 開催

 本日,4月に入学予定の新入児の保護者様を対象とした,『新入児保護者説明会』を開催させていただきました。入学予定児童数は,男子26名,女子37名の計63名です。ちなみに,全校児童数は,今現在より9名多い366名を予定してます。新1年生の地区別児童数は,押越18名,紙漉阿原17名,河東中島13名,築地新居15名の予定です。学校のみならず,地域に於いても入学を歓迎してあげてください。また,保護者様の中には近隣に知り合いがいない方もいらっしゃいます。地域住民としての諸先輩方,新しい保護者の皆様方への温かいお声かけも宜しくお願い致します。



2024年1月24日水曜日

今日は啓蟄(けいちつ)か?

今週は「学校給食週間」ということで,地場産物を活用した給食が毎日配食されます。事前に配られた献立に,本日は「富士桜ポークヒレカツサンド」と記してあったものですから,「給食センター,攻めるなぁ~」と期待値UP↑。やいやい「まい泉」みたいのかなぁ,等と勝手に期待していました。実際に提供されたのはこちら。

あっそうか。「バーガーみたいに丸パンに挟むのか」と思いパンを持ち上げたところ,パンに切れ目が入っていませんでした。給食センターとパン屋さんとの連絡ミスなのか?????。フランス料理界の重鎮・三國清三シェフの「若い時こそ,沢山の『本物』に触れる必要がある」という言葉を,教育の世界においても当てはめ,信じる私にとっては少々いただけない給食でした。たかが,225円の給食。しかも,パンに切れ目が入っているかどうかの話。そんなに目くじら立てなくても・・・,とも思いますが,「パンとお肉を同時に口に入れれば同じ」という発想には立てませんでした。ついつい,授業に向けての教材研究を行っていた時の“わるい虫”が疼きました。今日は啓蟄か?

 



2024年1月23日火曜日

好天に恵まれ

押原小学校のスキー教室は,好天に恵まれ,楽しくand無事に終了することが出来ました。保護者の皆様方の御理解・御協力に感謝致します。(上から,5年1組,6年1組,6年2組です。)




現地情報

 現地からの情報に依りますと,いよいよリフトに乗り始めたようです。私が引率した時には,全員リフトに乗りました。御期待ください。5年2組の子どもたち。のびのびしていますね。



ホッと一息,もう一つのお楽しみ(Curry rice)

 コロナ以来,感染症対策で,1人1パック。昔はほぼ,大相撲のちゃんこ鍋のごとく大鍋で,食べ放題でしたが・・・。しかし,大鍋で作る上に,適度な運動,汗もかくので,美味しいこと間違いなし!すぐに,ぺろりん。





スキーを楽しむ基礎・基本

まずは1本からプルーク・ボーゲンへ。

 





【速報】スキー教室

 5・6年生は本日,スキー教室に出かけています(団長:田邉教頭先生)。下界と違い,彼の地は・・・だそうです。

絶好のスキー日より。早速,ゲレンデに立っているようです。
スキーに親しむことはもとより,大自然の美しさに触れるというねらいもあります。この光景に,子どもたちからは「ワーという歓声が上がった」と,現地から田邉リポーターが伝えてきています。




2024年1月22日月曜日

大谷グローブ,ついに子どもたちの手に

 大谷選手に御寄贈いただいた“大谷グローブ”。本日から,子どもたちの手に届けることが出来るようになりました。

(グローブを手にする萩原君,真辺君,中村君。)大前提は「(一部の子だけではなく)全ての子どもが触れる」機会を保障するです。とはいえ,今年度は残りおおよそ,40日。クラスは15クラス。しかも6年生は間もなく卒業。そこで体育主任の松田先生が考えてくれました。とにかく,各クラス1日割り当てで,全校を一巡させよう。その後,各クラス1週間当てでじっくり活用していただこうと。詳しくは,次の写真を御覧下さい。



2024年1月19日金曜日

平和を尊ぶ心を育む

 本校6年生は,昭和町ふるさとふれあい祭りで6年生が製作・販売した「ハトの陶器マグネット」の売り上げの多くを,この度UNICEFの「ウクライナ募金」に送金しました。このような学習をとおして,平和を尊ぶ心を一層育んでくれることを期待しています。


1・2年生は昨日昭和総合型地域スポーツクラブCamellia(事務所:押原校園内)による運動能力向上プログラムを受講しました。手(閉じる)と足(開く)が逆の動きをする運動や,鬼ごっこの要素を取り入れて俊敏性を養うゲームなど,楽しみながら身体を自由に動かすプログラムを受講しました。笑顔の絶えない,体育となりました。



2024年1月18日木曜日

Today's Hero

年上の子が年下の子の面倒を見る。友達同士,世話をし合う。これこそが,パソコンを用いた個別最適な学びがどんなに推奨されようとも,集団で学習する学校ならではの大切なところ,神髄だと思います。本日中休み。1年生が押杜に向かう途中,押杜川脇のプロムナードで転けてしまい,耳たぶを傷つけてしまいました。1年生は,当然(;.;)でした。そこへ,同じく遊びに向かおうと通りかかった5年1組の男児3人。1年生に声を掛けた後,介抱のため,1人が先生(大人)を呼びに,2人が保健室に1年生を連れて行ったのだそうです。連係プレーで1つの危機を乗り越え,下級生の面倒を見てくれました。押杜っ子の手本。長阪瑛真さん,赤池鉱斗さん,名取鈴太郎さん。誠に立派でした。
本日,令和5年度児童会(会長 三枝 縁 さん)による最後の代表委員会が開かれました。議題は2月16日(金)に開催される児童総会の議案書についてでした。第7回を数える本日の代表委員会には,いよいよ「6年生を送る会」から児童会を牽引する,新児童会本部のメンバーがオブザーバーとして参加しました。徐々に引き継がれます。



2024年1月17日水曜日

【速報】Thank you major leaguer player Shohei Ohtani ! ワオ!!

 

本日, 大谷翔平選手からのプレゼント,サイン(print)入りグローブ(高学年用,左右各1,低学年・右利き用1)3個が届きました。これには,「野球しようぜ!」のメッセージカードと共に,「私はこのグローブが,私たちの次の世代に夢を与え,勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。それは,野球こそが,私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。このグローブを学校でお互いに共有し,野球を楽しんでもらうために,私からのこの個人的なメッセージを学校の生徒たちに伝えていただければ幸いです。」とするメッセージが添えられていました。本校では,6年生の卒業が間近に控えていることを考慮しつつも,どのようにすることが,この大谷選手の希望に最大限添うことになるかを十分に考え,全ての子どもが「もれなく」,SuperStarに触れられるように計画していきたいと思います。「全ての子どもが」です。子どもたちに,直に触れさせるまで,少しお時間を頂きます。

拝啓 大谷翔平選手。押原小学校の教職員は,私たちの目の前に居る子どもたちは,大谷選手と同じように,無限の可能性を秘めた存在なのだと言うことを十分承知して,子どもたちの指導に当たることをお約束します。本当に有難う,大谷選手。子どもたちと教職員になり代わって・・・。





2024年1月16日火曜日

こんな深い学習もします

卒業式に行う合唱の練習も始まった6年生。今日は,役場・企画財政課様と共催で,総務省山梨行政監察行政相談センターの方をお招きし,「行政相談」出前教室を行いました。6年生は社会科で,「日本の歴史」と共に「くらしを支える政治」についても学習します。日本国憲法や国会,内閣,裁判所の働き,更に具体的事例をとおして地方政治の働きについても学習します。しかし,国民・住民の願いを吸い上げる「行政相談」の仕組みや実際について,授業では扱いません。そこで,本日は,町内河西地区萩原ガススタンド前交差点に信号機が設置された例や道路標識を見えづらくしていた生け垣を撤去した例など,具体的事例をとおして,「行政相談」の仕組みとその役割について,学習しました。黄色い帽子をかぶっていた1年生も,卒業間近になるとこのようなことも理解できるようになります。ちなみに,本町においては田代孝様(紙漉阿原)と佐野今朝男様(西条二区)のお二人が,総務大臣から依頼されたボランティアで,その任をおっていらっしゃいます。







2024年1月15日月曜日

嬉しかった,避難訓練

 「嬉しかった,避難訓練」?。何とも意味不明な表現。小学校の校長たる者の用いる表現ではないと,お叱りを受けそうですが,これが私の偽らざる気持ちなのです。本日,本年度最後の避難訓練(地震を想定)を実施しました。子どもたちには,「本日,中休みに実施しますよ」と告知しない中での,実際を想定しての訓練でした。能登半島地震の直後だけに,実施する当方としては,とても真剣でした。一方,子どもたちにとっては難しい訓練でした。揺れていない中で,放送を聞き「あっ!この前,先生が御指導下された避難方法で避難しろということだな」と想起して,取り組まねばならなかったからです。ところが,校庭・押杜にいた校舎外の児童も,校舎内の児童も,マニュアル・指導の通りに上手に避難しました。子どもの中にある真面目さ,能登の被災者への思いが,幼子をして,そうさせたのだと私は思いました。また,これは,学級担任の先生方が職員会議での打合せどおり,事前に子どもたちに御指導下された賜だとも思いました。基本的に,適切な指導無くして,適正な避難の能力は育まれないと思います。先生方の御指導を我が物として立派に訓練を成し遂げた子どもたち,そしてそれを実現せしめた先生方の指導がしっかりと行われたことが,学校管理者として・校長として「嬉しかった」のでした。その後の反省会に於いても,ふらふらと歩き回る子など,1人も居ませんでした。皆が,指導・講評を行う私の話に耳を傾けていました。本当に嬉しかったし,立派な避難訓練でした。私がその場で,全校児童を誉め,先生方にねぎらいの言葉をかけたのは,言うまでもありません。


今朝は日差しも無く,とても寒い週明けでした。田んぼの水はスケートリンクを思わせるように,厚くしっかりと凍って居ました。ブルブル(>_<)


2024年1月12日金曜日

気嵐(けあらし)発生

今朝,押杜川の源流域,柳の木の下に気嵐(けあらし)が立ち上っていました。ちなみに,ものの本によると気嵐とは,「冷たい空気が温かな水面の上にある時,川や海から蒸発する水蒸気が冷やされることによって発生するもので,これは蒸気霧の一種。秋や冬に放射冷却によって冷え込みが厳しくなった時に発生しやすくなる」と書いてありました。西門から入ってくる子どもの中には ♨ かと,勘違いした子どもも居たかも知れませんが,そもそも,押杜川の水は地下水で,この時期,外気温より温かいので発生します。3学期がスタートして4日目。毎朝,こんな寒い中を登校してきた子どもたちには疲れも溜まっていると思います。この土日,ゆっくり休ませていただきたいと思います。月曜日に向けてReset。

2024年1月11日木曜日

子どもは風の子?

子どもに「今日は寒いね」と声を掛けたところ,「え~,寒くないよ」ですって。中休み,校庭には,元気いっぱいの子どもたちの姿が。中にはこの寒空に,鉄棒をする子も。初老の私には「見ている方が,寒くなるぅ~」(←お笑いコンビ,アンタッチャブルのザキヤマさんの口調でお願いします)光景でした。

さて,3学期3日目。給食がスタートして2日目。いつもの押小が戻ってきました。校内は,間近に迫った書き初め大会の雰囲気に包まれています。2年2組では,大好きな先生に手直しをしていただく教卓の回りに,子どもたちの輪ができていました。また,お手本を1行ずつ折,行をとばさないように集中して字を書く子どもの姿がありました。
6年2組は,静寂そのもの。集中して6年生が筆を持っていました。小学校生活最後の,記念となる書き初め・「書」です。
さて,寒い冬の日,本日の給食は,熱っつアツの「豚汁」。頑張る子どもたちに,「せめてお昼は暖かいものを」という保護者の皆様の思いを叶えてくれる給食。本当に有難い制度ですね。ふーふー。(←ふーふーする場面を,思い浮かべてください。)





2024年1月10日水曜日

これぞ昭和町の子ども・押杜っ子!

過日,1月7日(日)に地域交流センター(押中体育館)を会場に,昭和町及び昭和町教育委員会の共催による「昭和町二十歳のつどい」が催され,押原小学校校長という立場で参加させていただきました。次第の中に五項からなる「昭和町町民憲章」の斉唱があり,いち町民として改めて,昭和町民としての誓いを新たにしました。また,町立学校の校長として,町民憲章に記されているような子どもを育てていかねばならないと,襟を正した次第です。その中の一つに「きまりを守り,住みよい町をつくります」という一項があります。きまりの遵守,共同社会の構築力は,初等教育の重要な柱です。その見本となるような行いをした児童が,新年早々現れたので御報告します。朝,登校指導を終え児童玄関で靴を履き替えようとした時,「先生」と声を掛けられました。振り返ると,朝,旗振りをしてくださった保護者様でした。聞けば,通学途上の子どもが1,000札を拾い,扱いを託されたとのこと。そこで,学校にお届けくださったということでした。お勤め前のお忙しい時間に御対応くださった,この保護者様にも深く感謝した次第です。私は即,校内放送を入れ,拾ったお金を届け出た児童は,学級担任を通じて申し出るように伝えました。程なく,2名の児童が担任に付き添われ,職員室にやってきました。警察に届け出る都合上,地図を用いて状況を確認し,その上で二人の善行を讃えました。こういったことを淀みなく,自然と出来る町民を育てていかねばと,改めて諭された気がしました。河西さんと功刀さん,誠に立派でした。

(二十歳の集い)