2024年2月16日金曜日

子どもが成長する喜び

今日は,児童総会がありました。三枝縁会長をはじめ,執行部の皆さん1年間お疲れ様でした。有難うございました。とても落ち着いた雰囲気の中,しっかりと話し合いが行われ,素晴らしい総会となりました。


 


朝,隣を歩いていた1年生から声を掛けられました。「校長先生,時計読める?」と。「ぼく,読めるよ」につづけて「長い針が1は5分。2は10分。3は15分。4は20分。・・・11は55分。12は60分」と。当然「君,とってもおりこうさんだね」と誉めました。すると彼曰く「ほくは,おりこうだから」。やー感激しました。先日の1年生のPTA総会の折にもお話しさせていただいたのですが,4月当初は黄色の帽子が歩いているといった感じだった1年生が,心も体も,そして頭の中も成長し,押しも押されぬ押杜っ子に成長してくれたこと。大事なお子様方をお預かりする小学校の校長として,これに勝る喜びはないと痛感した瞬間です。そして今,本校だけでなく,日本の教育界は,子どもたちの自己肯定感をいかに高めていくかという教育課題を抱えています。そんな中,校長に学んだことをお話ししたり(←教育界的には「発信」とも言います),自分のことをお利口と思っていたりしている。自信という名の生きていく上でのエネルギーを確実に育んでいる。大事なことだと思いました。この1年生のような押杜っ子を育てていかねばと,思った次第であります。