2024年2月6日火曜日

幼き日の経験と思い出

教職員の皆さんには通常出勤を願い,学校付近の通学路や交差点・信号待ちの箇所の雪かきを行ってもらいました。その後,臨時の朝会を行い,2時間遅れの学校業務がスムーズに流れるよう打合せを行いました。そして,分担を決め,主要な交差点で登校指導を行ってもらいました。私は築地新居に向かいました。すると,通学路点検の折に必ず「道幅が狭くて危険」とのお声が上がる道に,雪かきにより一筋の歩道が通していただいてありました。子どもたちが難儀するであろうと,雪をかいてくださったのでした。感謝・感謝・感謝。改めて学校教育は多くの皆様に支えられていると,胸の熱くなる思いがしました。

昨日16時発出の全校一斉メールで,長靴やお着替え,汗拭き用タオルの持参を御依頼させていただきました。1時間,授業を割いて“雪遊び”を経験させてあげたいと思ったからです。甲府盆地に於いては,雪だるま(snowman)が作れる程の降雪は,めったにありません。雪が降ってもすぐに溶けてしまったり,友達と雪で遊ぼうと思っても夜であったりと,なかなかタイミングが合いません。ところが今回は,子どもたちに「どうぞ,思いっきり友達と楽しんで,楽しい思い出をたぁ~っぷり作って下さい」と言わんばかりの👍タイミング。ここで,雪遊びの時間を設定せずして,何が「魅力有る学校づくりかぁ~!」と思った次第。全校で,雪遊びの時間を設定させていただきました。素手で雪つぶてをいくつも作り,指先が真っ赤になりじんじんと痛む感覚。友達が投げた雪が襟首から背中に入り込み,冷たく濡れたシャツの不快感。お友達だけでなく,先生とも雪で戯れた経験。皆で力を合わせ,背丈程のsnowmanをつくった経験と思い出。そんな時間を持って欲しかったのです。4校時,校舎内の静寂に,子どもたちの満足感を感じ,私は幸せな気持ちになりました。





朝の兼六園。あっ間違えた,押杜デース。