Spiritualな話ではありません。教職を生業とする者として,折々に「学校の役割とは何か」という事を考えます。その中で,学校には,計算など「できなかったことをできるようにする」役割や日本の歴史など「知らなかったことを知らせる」役割の他,日常生活に於いて,親の愛情,家族の支えなど「気付かなかったものに気付かせたり,見えなかったものを見えるようにさせる」役割もあると考えるようになりました。昨日,以前は「2分の1成人式」と銘打って行っていた4年生による「10才の誓い」(←授業参観として実施)の会を,多くの保護者様の御参加を得る中で開催しました。少々大げさかも知れませんが,こういった人生の節目,進学や就職,はたまた結婚といった場面で,改まって自分と向き合う機会を持つ,或いはそういったことの積み重ねが人を成長させるのではないかと,考えています。