2024年9月28日土曜日

有難うございました!!!!!!

 

昭和町長 塩澤浩 様をはじめ,多くの来賓の御臨席を仰ぐ中,暑くもなく・寒くもないという絶好の運動会日和の中,第122回運動会を開催することが出来ました。有難うございました。

「へこたれず,自分の持てる力を最大限に発揮して欲しい」という私(校長)の期待に応え,精一杯の競技・演技する姿を見せてくれた子どもたちに,健闘を称えると共に心から感謝したいと思います。有難うございました。


いつも,本校教育活動に御理解と御協力をくださる保護者の皆様。本当に,有難うございました。可愛い我が子をレンズで無心に追う皆様方の姿に触れるに付け,教員という仕事の重責と責務をひしひしと感じます。更に,本日も,本当に多くの保護者の皆様が,自主的に片付けを手伝ってくださいました。その心は何か・・・。皆様方の御期待に添えるよう,令和6年度の後半戦も,職員一致団結して頑張ります。本当に,有難うございました。
素晴らしかった運動会の余韻に浸りながら,ふと,中庭のテラスに出てみると,紅葉し始めた一枚の葉が目にとまりました。秋が,押原小にも確実に,訪れ始めていることに気づかされました。


2024年9月27日金曜日

これも運動会


ついに,運動会前日を迎えました。給食前には,赤・白分かれて,最後の集会が開かれました。子どもたちのtensionは最高潮です。まさしく,決戦前夜の雰囲気です。その一方で・・・。

ここ,数日,落ち着かない子どもがいます。正確には,落ち着けない子どもたちです。決してふざけているのでもなく,いわゆる悪い子でもありません。心の底からね「頑張ろう」と考えているからこそ,緊張したり,本番で失敗したらどうしようかと不安を抱き,落ち着けないのです。本校の先生方は素晴らしく,子どもの表層的な動きだけで子どもを叱ったりしません。私の所に,先生方が入れ替わり立ち替わり訪れながら,「●●さんは,緊張していて,どうにも自分を抑えられないのです」と子どもを十分に受け止めた報告をしてくれます。全ての子どもが,「運動会が楽しみ」なのではなく,運動や人前に出ることが苦手で,楽しみの前に不安を抱く子も沢山居ます。しかし,私は思います。これも,克己という意味において,運動会を行う教育的意義なのだと。367人,367とおりの運動会。是非頑張って欲しいです。私を含め,先生方全員が子どもたちを応援しています。

修学旅行直前,そしてこの運動会直前になると,新しい靴を履いて登校してくる子が急に増えます。保護者の皆様方の,我が子を愛おしく思う気持ちが垣間見られ,私の心も温かくなります。幸せを感じます。


 

2024年9月26日木曜日

感動した!

 


「明日は一転雨模様で,組み立ての練習が出来ないかも知れないので・・・」と組み立て担当・6年主任の望月先生がお誘いくださり,5・6年生の組み立て体操を通しで拝見させていただきました。「誠に立派だった!感動した!!」(←その昔,大けがを押して優勝した二代目貴乃花に内閣総理大臣杯を手渡したときの小泉純一郎首相の口調で,読んでください。古すぎですか?)1年前の4・5年生の時に比べ,肉体的にも精神的にも成長したことが明確にうかがえる演技に,とても感動しました。また,ここに至るまで,暑い中,砂まみれになり,疲れと体の痛みも相まって,練習がつらいと思ったことも一度や二度ではなかったと思います。そんな中で,辛さを克服し,よくぞここまで頑張ってきました。誠に立派,感動しました。運動会当日も,練習の成果が十分に発揮でき,自分自身が満足できるように,頑張って欲しいと思います。応援と,期待をしています。



今年の,「チーム押小」のユニフォームが完成し,手元に届きました。運動会でお披露目。ふるさと祭りでも着用します。今年のテーマ「もっと!,もっと!,も~っと!いい学校」がプリントしてあります。



押越区内で見つけたお花。子どもたちの目には,とまっているのでしょうか。花の美しさ,かわいらしさに気付いているでしょうか。運動会の取り組みで,心が少々熱中症気味の私は,とても癒やされました。


2024年9月25日水曜日

一人1人が輝く運動会

 


今日は,運動会前,最後の全校練習がありました。開会式・応援・閉会式・はじめの体操。最後の練習でした。

白組リーダー今村さん,赤組リーダー遠藤さんによる選手宣誓。小声でタイミングと心を合わせ,立派な選手宣誓でした。(このアングルからの撮影は,校長の特権です。(;^^)ヘ..)
「はじめの体操」を指揮する体育委員長の清水さん。注目すべきは清水さんのかかと。しっかりと浮いています。これが正統のフォームです。さすが,委員長!
得点発表の練習をする,得点係の中澤さん。最後の全体練習で,彼が発表した勝負の結果は・・・「赤組・白組36点の同点」(←教師との打合せ無し!中澤さんの優しさが導き出した解答!!)中澤さんの優しさは,一級品!!
全校児童,皆が精一杯取り組んでいる押原小の運動会。中でも,リーダー学年の6年生は,皆が一人1人のよさを最大限発揮し,押小の運動会を作ってくれています。皆様,どうぞ当日をお楽しみに!そして最大限の応援をお願いします。and輝く瞬間を,是非撮影してあげて下さい。

私事で恐縮かつお恥ずかしい話なのですが・・・。指揮台から下りるとき,うかつにも1段踏み外し,全校児童の見ている前で大きくスッテンころりん。空を眺める状態になってしまいました。恥ずかしいやら,情けないやらで居たのですが,練習が終わった途端,何人もの子どもから,「校長先生,だいじょうぶですか?」と声を掛けていただきました。押杜っ子はなんて優しいのか。子どもたちの心の優しさに,正直ウルッときてしまいました。

2024年9月24日火曜日

着々と・・・

 

本日,業者の皆様が,テントを設置して下さいました。子どもたちの演技の完成度と共に,今週末の運動会に向け,着々と準備が整ってきました。そんな中,子どもたちは,縦割り種目「押原ほたるみこし」の練習をしました。1年生から6年生までが息を合わせて取り組むたて割り種目も,集団演技同様にステキです。


さて,昨日は休日を利用して,10月5日実施予定の「CS親子郷土学習会」Fieldworkの下見を,鎌田川沿いを中心に行いました。田んぼの稲穂は黄金色に垂れ,見上げると広く・高い秋空に雲がふんわり。改めて,昭和町のよさを実感するひとときを過ごさせていただきました。

道々,こんなステキなものを発見し,とても幸せな気持ちになりました。



2024年9月20日金曜日

とても大事なこと



 この度,「文部科学大臣 盛山 正仁」名で,「小学生のみなさんへ ~不安や悩みがあったら話してみよう~」と題するメッセージが発出されました。併せて,「保護者や学校関係者等のみなさまへ」と題するメッセージも発出されました。これを受け,本校では昨日,この二つのメッセージを両面刷りで印刷し,学級担任から声かけを添えて全児童に配布をさせていただきました。保護者の皆様方におかれましては,お受け取りいただけたでしょうか。

運動会等といった大きな行事に取り組んでいるときは,ついつい大人の目は集団に向けられ,個々の子どもへの目配り・気配りがおろそかになりがち。こういう時こそ,「一人で悩みを抱え込んでいる子どもは居ないか」と,個々の子どもへ視線を細やかに投げかけていきたいと思います。お昼の放送で,私から全校児童に「不安や悩みがあったら,お友達や担任の先生,私でもよかったら私に話してみて下さい」と直接呼びかけました。保護者の皆様方も,何かお気づきのことがありましたら,担任,養護教諭,教頭,校長,誰でも結構なのでお声かけ下さい。

明日から再び3連休。「暑さ,寒さも彼岸まで」となれば良いのですが。



2024年9月19日木曜日

よりよいものを,子どもたちの手に

 

これは,3・4年生が社会科の授業で使う“社会科副読本”です。なぜ「副」が付くかといえば,これとは別に,国が子どもたちに検定済みの「正」式な教科書を購入し,与えて下さっているからです。ちなみに,小学校の3・4年生は,社会科で「身近な地域や市区町村」を学習することとなっているため,基本的に全ての「市区町村」が教材として「副読本」を作成し,授業に活用しています。山梨県には13市8町6村が存在するため,27冊の社会科副読本があります。そ・の・う・ち,本町の社会科副読本は,副読本の作りとして,紛れもなく県内No.1の副読本です。学習内容の構成自体が,問題解決的な学習に対応しているのは当然のこと,各校上空からの学校区の様子を概観するパノラマビューイングが見られるQRコードが用意されていたり,同じくQRコードを読み取るとスーハーマーケットの店長さんのインタビュー動画が見られたりと。更に,大型提示装置(いわゆる各教室にある,大型ディスプレー)を使って一斉授業が進められるよう,副読本が電子教科書化(←実際に活用しています。)されています。太田教育長さん曰く,そのような作りの副読本故,県内の市町村教育委員会から,「参考にしたいので寄贈してほしい」と引く手あまたのだそうです。これは,編集にたずさわる先生方の力量とアイディアに依るところが大なのですが,と同時に,教育委員会が,このようなことを可能とする予算を講じて下さっていることも,見逃せません。そんな中,本校を事務局に,4年ぶりとなる改訂作業が進められています。昨日は,その一環で,総合会館に取材とページをかざる写真の撮影に出向きました。(モデルの少年少女は3年3組の選抜隊)。

新刊の目玉は,これまた本町が県内トップを走っている初等英語に対応したつくりです。詳しくは,企業ヒ・ミ・ツ故,申し上げられませんが,4月の使用開始を目指し,教員も二刀流で頑張っています。

2024年9月18日水曜日

先人たちからの贈り物

 

校門をくぐる子どもたちの首には,既に玉の汗。大事なお子様方をお預かりしている学校は,「これではいかん」と,早速一斉放送で学級担任の先生方に「十分な水分補給と涼しいところで汗をぬぐうよう,指導して下さい」と依頼しました。先生方も,集団演技の練習を室内で実施するなど,色々と工夫をしてくれています。

さて,そのような中,子どもたちはどのようにして休み時間を過ごしているかと,校内巡視を行いました。押杜に出向くと,木陰の水辺でたわむれる1・2年生を発見。

学校内は,指導者側を中心に運動会モード一色ですが,そこは子どもの世界。緑と水の世界に一心不乱に身を置く子どもの姿が。こんな環境で子どもたちが小学校生活を過ごせるとは,何とステキな,何と贅沢な空間・時間でしょう。昭和町は,押原教育と名乗っていた時代から,教育にはことのほか熱心な町(村)でした。その先人達が,このステキな教育環境を整え,今,幼子達がそれを享受しているのです。本当に有難いことです。



一輝さんは,バッタをゲットしました。匡士郎さんは,こんな大きな栃の実を3つもゲットしました。皆,押杜と秋を満喫です。押杜の脇では,5年生が育てているバケツ田んぼの稲が,頭を垂れ始めました。



2024年9月17日火曜日

今日の2刀流は6年生


 いよいよ児童会本部並びに6年生の手によるテーマ・スローガン幕が,児童玄関上に掲げられました。このように,運動会の雰囲気が一気に高まる中,1校時は全校で,開・閉会式の練習を行いました。3連休明けの1校時の練習にもかかわらず,どの子も精一杯頑張っていました。行進の先頭は,児童会長の石山雅さんです。

今年度は熱中症対策として,競技中以外は熱がこもらないようにシャツの裾をパンツの外に出すことを可としたほか,式典中は基本・体育座りとすることにしました。御承知置き願います。
さて,6年生は午後,元 本校学校運営協議会委員で,この夏の押杜っ子CLUBでも講師をお務めいただいた塩澤畳店店主の塩澤政博様を講師にお招きし,「昭和町 ふるさとふれあい祭り」で販売する畳表を利用した「置物」と「コースター」作りを行いました。塩澤様には,材料を御用意いただくところから関わっていただきました。子どもたちにとっては,日本文化に触れる絶好の機会(指導の中に,「畳表(たたみおもて)」であるとか,「畳の縁(へり)」などと言う言葉が,バンバン出てきました)となりました。地域の方が指導者となって下さる。何と有難く,ステキなことでしょう!!!

当日は是非,御購入下さい。



2024年9月13日金曜日

100円では買えない,大きな喜び

 

「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」 ー藤原敏行(古今和歌集収録)ー

そんな心境の朝でした。

校庭に視線を送ると,昨日の「係活動」をふまえ,早速,放送係とライン係が,係活動に勢を出していました。

3か月前,教室前の花壇の草取りを一生懸命してくれた4年生が,「花壇の中に落ちていました」と言って,土の付いた100円玉一つを,校長室に届けに来ました。以前,登校途中に児童が1,000を拾い,警察に届けたところ3か月後に児童の元に戻ってきたという経験があったものですから,3か月間,私がお預かりすることにしました。そしてカレンダーに,来室した子どもたちと共に返却日を記入しました。その日が,ついに訪れました。実は,お金は2名の4年生が届けてくれました。そこで,昼休みにその2名を校長室に呼び,拾得金を彼らに戻しました。100円を2人に分けて50円ずつ。当然,そんなことは考えませんでした。有名な「大岡裁き」(←ドラマにもなっている,旧南町奉行所 大岡越前之守忠相)の政談の一つ「三方一両損」の話を思い出し,私がポケットマネーから100円を出して,2人に100円ずつ手渡すことにしました。と,いうか,正直なところは,可愛い孫にお小遣いを渡す,おじいちゃんの心境になったわけです。善行をした子に御褒美をあげられる。100円では買えない,大きな喜びです。お金を届けに来た正直者の4年生は,3組の渡邊君と中澤さんの2人でした。その真面目さ,ずっと大事にしてね。










か月後に

2024年9月12日木曜日

子どもたちが運動会を作っていく

昨日は,SDG'sの日でした。しかも,夏休み明け初のSDG'sの日だったものですから,こんなにも牛乳パックとペットボトルキャップが集まりました。中でも,牛乳パックは,水洗いした上に開いて乾かすといった,1手間2手間が必要となります。保護者の皆様,御理解・御協力,有難うございました。

さて本日は,昼休みに,赤・白分かれての,応援練習がありました。どんな応援をするのか。6年生の提案の後,皆でやってみました。練習を重ねる度に熱を帯び,皆の心が集まっていくのが分かりました。

6校時には,5・6年生が運動会当日の係分担毎に分かれての第1回「係活動」が行われました。私は,準備係と放送係の話し合いを覗かせていただきましたが,誰が何を担当するのか,皆で担当者決めをしていました。演技・競技に参加するだけではなく,このように係活動に取り組むことを通して,子どもの中には「自分にとっての運動会」が芽生え,主体的に子どもたちが取り組むことを通して,押原小の運動会は作られていくと,実感しました。

上が,準備係。下が,放送係。



 

2024年9月11日水曜日

僕は,君たちのことを信頼している

 昨日,児童が下校後のこと。教頭先生のところに,県道市川三郷線を車で走行していたドライバーさんから1本の電話がかかってきました。聞けば,押しボタン式の信号が赤に変わったので停車したところ,横断歩道を渡る子どもが横断歩道上を行ったり来たり。明らかにふざけている様子。「危険なので,注意した方が良い」との御忠告でした。教頭先生が,「どのように,対応しましょうか」と,早速,私の所に御相談に訪れました。私は即,「子どもたちに状況を話し,心当たりの子どもは自分から名乗り出るように,先生方に伝えて下さい」とお伝えしました。私の心には確信にも似た思いがありました。「押小の子どもならば,必ずや自分から名乗り出る」と。果たせるかな,朝の交通指導を終え校長室に戻ると,教頭先生が来室され,「校長先生の仰るとおり,2名の子どもが担任に付き添われ,私の所に来ました。叱りはせず,大変危険なので,横断歩道ではふざけてはいけないよと指導しましたが,宜しいでしょうか」と尋ねられました。当然,答えは「結構です」。

私は,とぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっても嬉しかたったです。幼子故,ふざけたり,いたずらしたり,時にはしてはいけないことをしてしまうこともあります。しかし,押小の子どもは,丁寧に話をしすれば反省できる素直な心を持ち,自分から名乗り出る真の勇気を持つ子どもたちであると,私は普段から信じていますし,「できる」と信頼しているからです。

子どもたちの名誉もありますから,当該児童が特定できるようなお話は出来ませんし,しませんが,私はお昼の放送で,「押杜っ子の手本」として,この子どもたちの素直さ,真の勇気を称える話をさせていただきました。人は,神様ではないから,過ちをおかしながら,成長する。その過ちを過ちのままで終えてしまうのか,勇気を持って成長の種に変えていくのか。これを支援するのが真の教育だと,私は固く信じています。僕は,押小の子どもたちのことを信頼しています。

“紫式部(ムラサキシキブ)”・・・本校にも沢山の「光る」君(きみ)がいます。

2024年9月10日火曜日

二刀流 ← 子どもも忙しいのじゃ

 昨日から運動会の取組が始まったというのに,今日は・・・。

本校は,主にキャリア教育をねらいとして,10月13日(日)に開催予定の昭和町“ふるさとふれあい祭り”(←今年のメインGuestは美川憲一さん)に全校で参加します。そして,「押原小スマイルマーケット」で,商品を売買する体験をします。1年生は本日,そこで販売するコースター作りを行いました。講師は今年も,昭和町文化協会で「押花」を指導する梶原文香先生にお願いしました。運動会に,お祭り準備。子どもたちも2刀流です。

まず,先生ご自身がお作りになった押花を一人1人に分けていただきました。


次に,デザインを考えながら,分けていただいた押花をピンセットで1つ1つ,台紙の上に置いていきます。

出来上がったら,その作品をラミネートフィルムで挟み込み,最後にパウチします。
そして,回りを綺麗にCutしたら完成です。(パウチの機械の上に「くちばし」という絵本が置いてあるのは,高さを調節するための先生方の工夫です。)どの子も,上手なできばえに満足げ。是非,お祭り当日は1年生コーナーに出向かれ,御購入下さい。

私事で恐縮ですが,中学2年生の時の恩師が,70歳という若さで急逝なされました。1学年12クラスという大きな学校で,自分の立ち位置が分からず,迷走していた私を救って下さった先生でした。人の命のはかなさに思いを馳せ,今日はいつも以上に,周りの人に感謝の気持ちを伝えたいと思います。