2024年9月19日木曜日

よりよいものを,子どもたちの手に

 

これは,3・4年生が社会科の授業で使う“社会科副読本”です。なぜ「副」が付くかといえば,これとは別に,国が子どもたちに検定済みの「正」式な教科書を購入し,与えて下さっているからです。ちなみに,小学校の3・4年生は,社会科で「身近な地域や市区町村」を学習することとなっているため,基本的に全ての「市区町村」が教材として「副読本」を作成し,授業に活用しています。山梨県には13市8町6村が存在するため,27冊の社会科副読本があります。そ・の・う・ち,本町の社会科副読本は,副読本の作りとして,紛れもなく県内No.1の副読本です。学習内容の構成自体が,問題解決的な学習に対応しているのは当然のこと,各校上空からの学校区の様子を概観するパノラマビューイングが見られるQRコードが用意されていたり,同じくQRコードを読み取るとスーハーマーケットの店長さんのインタビュー動画が見られたりと。更に,大型提示装置(いわゆる各教室にある,大型ディスプレー)を使って一斉授業が進められるよう,副読本が電子教科書化(←実際に活用しています。)されています。太田教育長さん曰く,そのような作りの副読本故,県内の市町村教育委員会から,「参考にしたいので寄贈してほしい」と引く手あまたのだそうです。これは,編集にたずさわる先生方の力量とアイディアに依るところが大なのですが,と同時に,教育委員会が,このようなことを可能とする予算を講じて下さっていることも,見逃せません。そんな中,本校を事務局に,4年ぶりとなる改訂作業が進められています。昨日は,その一環で,総合会館に取材とページをかざる写真の撮影に出向きました。(モデルの少年少女は3年3組の選抜隊)。

新刊の目玉は,これまた本町が県内トップを走っている初等英語に対応したつくりです。詳しくは,企業ヒ・ミ・ツ故,申し上げられませんが,4月の使用開始を目指し,教員も二刀流で頑張っています。