2022年12月13日火曜日

貴重な体験を有難うございました

 6月7日付けblogでも御報告申し上げましたように,本校5年生は押越区内石原明子様の田んぼをお借りし,築地の福田様,中島の神宮寺様を講師に,半年間,稲作の栽培と収穫に取り組んできました。本日は,福田様,神宮寺様をお招きし,学習のまとめ(発表)を兼ねた感謝の会を行いました。その昔,大陸から稲作が伝来して以来,日本人が大切に育て,食してきたお米。そのお米について,お田植えから稲刈りまで,実際に体験できる小学生が,全国にどのくらいいるでしょうか。そのようなことを考えると,貴重な体験を与えて下さった石原様,福田様,神宮寺様には感謝の言葉しか有りません。55名の5年生の内,将来,実際に稲作に係わる子どもがどれほどいるのか。更に申し上げると,この子らが昭和町を支える世代になったとき,この昭和町にどのくらい田んぼが残っているのか。私には想像できませんが,たとえ昭和町を離れようとも,海外に飛び出ようとも,今回の体験と,体験の場となった昭和町の風景を,大事にして欲しいと思います。なぜなら,ここが私達にとってかけがえのない“ふるさと”なのだから。