体育委員会が今週,「外遊び強化週間」なる取組を行ってくれています。このことに触れて,先週末・金曜日に,「そうだった!」と膝を打ち,深く反省する出来事がありました。とある事情により,先週末・金曜日は,ある男児と校長室で二人きり,給食をとりました。最初は∧(←尖っていた)彼も,好物の「春雨のスープ」により気分がほぐれ,何気ない会話が交わされるまでに復活。そんな折,男児が「今日は,昼休み有る?」と聞いてきました。明らかに,昼休みに友達と遊ぶことを期待している発言でした。無理もありません,先週は月曜日から木曜日まで個別懇談があり,昼休みが無かったのです。そこで,「今日は,遊べるんじゃないかな?」と,私の発言が終わるか終わらないかの微妙なタイミングで,「今日はこの後,第1回賞状伝達式があります。・・・」の放送が。男児の落胆たるや・・・。確かに,教師・大人は,こちらの理屈で学習第1,休み時間を使って伝達式をと考えますが,それは大人の理屈で,子どもにとっては,遊びが第1。友達と遊んだり,おしゃべりをしたりするためにむしろがんばって登校している。そういった子どもも相当数いるはず。振り返ってみれば,自分もその1人でした。大学でも,フレーベルだったか,デューイだったか,はたまたペスタロッチだったか,「子どもは遊びが仕事」と学んだ気がします。授業は平気で延ばしますが,休み時間は平気でCut。ここは再考しなければいけないと,男児から教えてもらいました。縄跳びに興じる2年生。