2022年12月9日金曜日

激しい怒りとスミレ

学校は残り2週間。行事も無く,学校全体が2学期のまとめの真っ最中です。穏やかな時間が流れ,休み時間以外は校舎内も大変静かです。そんな中,12時半を回り,給食をいただこうかと職員室に出向いたところ,ALTのディーナ先生が困惑した表情で私を手招きし,その後,校庭を指さしました。指の差す先を見ると,2人の教師と2人の児童が。その内の1人の児童は,1人の教師に後ろから抱きかかえられ,明らかに暴れるのを抑えられている様子。1人の児童は泣きじゃくっていました。教師の困惑した様子を悟った私は,当然その場に急行。こういう時は,おじいちゃん(←私)の出番。先生から暴れる男児を引き取り,その場から引き離しました。ところがその少年,私とクールダウン場所へ移動途中においても,いわゆる地団駄を踏みながら怒りをあらわにし,なかなか心が静まりません。とりあえず,プロムナードと校庭との境にある置き石に腰を掛けさせましたが,話を聞こうとしません。穏やかに声を掛けても,泣きながら地面を蹴ります。子どもといえども,1人の人間。これほど怒るとは・・・。むしろ,そのエネルギーのすごさに,こちらが圧倒されてしまいました。ところがよくしたもので,程なく泣き止み,小石を使って手いたずらが始まります。(←いわゆる,落城ってことですか?)最後は,挙げた手のおろし方が分からずと言った態度がありあり。私の視線の先には,きれいなスミレの花が,私と少年を見つめていました。程なく,教室に誘い,担任にバトンタッチ。その後の様子を担任にうかがうと,最初はムズムズしていたそうですが,バッチリ給食を食し,その後,相手の子どもと仲直りとのこと。これが,子どもという成長過程の存在なのだと,改めて実感した次第です。それにしても,花は人の心を慰める,ステキなモノだなと。学校には特に,必要ですね。