2022年11月24日木曜日

尊い子どものやる気・本気を次につなげる

 来年度,令和5年度の児童会長・副会長を選出する児童会役員選挙が本日,立ち会い演説会に続けて行われました。立ち会い演説会では,候補者はもとより応援責任者がノー原稿で,推薦の弁を述べました。正直,自分のことでは無いのに,何故ここまで真剣に頑張れるのか。子どもの友達を思う心の純真さに,胸が熱くなります。続けて候補者。今朝も朝早くから,保護者の前で,練習してきたことでしょう。そして家族から「がんばってらっしゃい」と背中を押されて登校してきたと思います。全ての候補者に成り代わって御報告申し上げます。どの候補者も,甲乙付けがたいほど,誠に立派でした。Best of 押原小の児童達です。残念ながら,子どもの希望が叶えられない,厳しい現実が半数の児童に訪れます。しかし,学校という教育機関において,希望が叶えられなかった子どもたちの尊いやる気・本気を称えずして,学校や教師などと言えるはずはありません。希望が叶った子どもたちには,当選証書授与の際に,最大限の激励をします。今日は,叶えられなかった子どもたちと,その子どもたちのために最大限の友情を示した応援責任者を称えさせていただきました。8名の児童を校長室に招き入れ,最大限の慰労と励ましをさせていただきました。子どもの涙を決して無駄にはしない。それが押原小学校です。皆,よく頑張りました。選挙担当の渡邉先生が法教育の一環として,昭和町選挙管理委員会から,本物の記載台と投票箱を借りてきてくれました。朝,櫛形山の向こう,南アルプスの峰は,白銀に輝いていました。