2024年4月30日火曜日

4月30日

早くも,年度始め4月の最終日を迎えました。今日はゴールデンウィーク前半の連休明け。子どもたちの寝起きはどうだったでしょうか。予報では☂でしたが,降らずに良かったです。降っていたならば,子どもたちの気分は⤵だったのではないでしょうか。ちなみに病欠児童は5名。発熱,かぜ,頭痛,腹痛,けが,各1名でした。コロナが5類に引き下げられた事に伴い,音楽活動に積極的に取り組むこととしたことについては,既にお伝えしたとおりです。その第1弾として,本日「全校歌声活動」を,体育館で行いました。今年,新たに創設した合唱部がお手本を示す中,望月麻絵先生の御指導により,校歌を歌いました。音楽委員会も活躍してくれ,伴奏は6年2組の手塚光さんが行ってくれました。やはり,みんなで創り出すハーモニー♪ってステキ✨ですね。(^o^)

用務員の小澤さんが,環境整備を一生懸命行ってくださっています。



2024年4月26日金曜日

地域・保護者の方の声&真の“勇気”

家庭訪問が終わり,授業参観,PTA総会,学年総会,家庭訪問といった年度始めの諸行事が,ここで一区切りとなります。御多用の中,諸活動への御理解と御協力に深く感謝します。有難うございました。さて,4日間の家庭訪問の裏で,地域・保護者様から,学校に直接御連絡を頂く案件がいくつかありましたので,御紹介させていただきます。1件目は,「小学生が空き地の石を投げ,道にばらまいています。指導して下さい。」という,電話による御連絡でした。教頭先生が現場に急行して下さいましたが時既に遅く,当該児童はいませんでした。帰校した教頭先生からの報告を受け,どのような指導をするか協議しました。そして,翌日の昼の放送で事実を伝え,自ら名乗り出ることを期待することにしました。「自ら名乗り出る」。私には,この「自ら名乗り出る」という行為に,寸分の不安も有りませんでした。「ウチの子どもたちなら反省し,自ら名乗り出る」であろうと,確信に似た思いがありました。果たせるかな教頭先生の放送の後,下校前に,一人の男児が担任の先生に連れられて,私の所にやってきました。彼は,もう泣いていました。叱られる事への怖れのなみだではなく,自責の涙に見えました。確かに,普通であれば大目玉を食らっても仕方の無いこと。そこを,彼は「自ら名乗り出た」のでした。これをして「勇気」と言わずして,何を「勇気」と言うのでしょう。そして,いい子になるために,「勇気」を振り絞って名乗り出た男児の力を「生きる力」といわずして,何を「生きる力」と言うのでしょう。私が彼を叱らず,むしろその勇気を称えたのは言うまでもないことです。これが,本校の教育方針です。男児の名前を公表したいところですが,彼の名誉もあるので・・・。

2件目。携帯電話番号を交換している,とあるお母さん(保護者様)から次のショートメールが来ました。「おはようございます。今日は,築地地区の旗振りをしていました。6年生の横田さんの班が,横田さん以外は皆傘を持たずに登校していたようで,旗振りの交差点に来る頃には濡れていました。すると横田さんは,自分の傘を1年生に貸してあげたようです。ぜひ誉めてあげて欲しいと思い,連絡させていただきました」と。私は即「了解!とっても嬉しい連絡,ありがとう!!ビックにほめます。」と打ち返しました。私は,お昼の放送を用いて,横田さんの善行をお知らせすると共に,ビックに誉めました。学校が,内容は何であれ,保護者・地域と繋がっている。大事なことだと,改めて感じました。私と直にやり取りを御希望の方は,どうぞ御一報ください。連絡先をお知らせします。

さて,今日は新年度初の「Principal(=校長)タイム」(私がお昼の放送をさせていただくプログラム)をさせていただきました。話題は,校内や校区内の美しい花々について。中でも,ハナミズキが見事なので,そんな話をさせていただきました。今日の一曲は当然,一青窈さんの「ハナミズキ」にしました。



う~す紅色の♪(下は,おまけ)


2024年4月25日木曜日

魅力有る「楽園(がくえん)」


朝から「甲府は最高気温,30度を上回る」と気象予報士の声。この報道を受け,養護教諭の加藤先生は早速「熱中症指数計」を校庭に設置してくれました。「安全・安心」の保障は,本校学校経営の1丁目1番地。手抜かり無く,行っていきたいと思います。今朝の子どもたちの服装を見ると,既にノースリーブのワンピース姿の子や,Tシャツ短パンの子もいました。パーカーの下は,Tシャツという子もいました。当然,このまま真夏とはならず,雨の日など肌寒い日もあるかと思います。とはいえ,子どもたちが熱中症にかからぬようこまめな指導をして参ります(本日は飯室教頭先生が,1年生を迎える会の最後に,十分な水分補給,外で遊ぶ時には必ず帽子をかぶる等,全校児童に指導しました)ので,家庭でも指導・御対応をお願い致します。

さて本日は,機動戦隊“オシハランジャー”の皆さんの友情特別出演を得る中で,児童会主催「1年生を迎える会」を開催しました。

6年生のエスコートで始まった「迎える会」。クイズ有り,5年生によるプレゼント有りの盛り沢山の内容でした。
そんな中,私の心に強烈に焼き付いたシーンがありました。「ジャンケン列車」での場面です。ジャンケンが進み,何両もの列車が,体育館の中を右往左往します。
そんな何両もの列車の中に,列車を牽引する6年生の手が後ろに向けられた列車を発見しました。
そう,1年生がはぐれないように,両腕を前から引いてくれていたのでした。この気遣い,優しさって・・・。教え事では出来ません。6年男児が考え,自然と行ったのでした。名取鈴太郎さん,鈴太郎さんの優しさは天下一品。感激しました。6年生も大活躍!!6年生は毎朝,1年生教室に出向き,朝の準備をサポートしてくれていることは4月10日付けblogでお伝えしましたが,今回も今日に至るまで,そして今日も,本当に6年生としてしっかりと活動してくれました。私の6年生への信頼度はうなぎ登りです。立派!!!





2024年4月24日水曜日

2年生に導かれ

かれこれ,40年程前の話。大学に入学し,教員養成課程の最初の授業「教育学原論」の授業で,オオカミに育てられたアマラとカマラの話を伺いました。そして,「人は人によって,人となる」はと言う講義を受けたことを昨日のことのように覚えています。まさしく,「新入生は押杜っ子の先輩によって,一人前の押杜っ子になる」と言う場面を目の当たりにしました。本日,1・2年生は協働して,生活科の授業で「学校探検」を行いました。

このように,2年生と1年生がバディーを組み,2年生が校舎内を案内するだけでなく,職員室に入る時の挨拶の仕方やマナーを指導してくれました。1年生が,幼稚園・保育園・こども園とは比べものにならない程大きな校舎内を理解できたというだけではなく,2年生にとっても下級生への接し方をとおして,上級生としての自覚,押杜っ子としての自覚を育んだ時間となりました。
1年生の保護者の皆様。たかが3週間。されど3週間。4月4日の入学式の時の表情とは明らかに違う,成長の跡がうかがえると思いませんか。まだまだ,小学校に慣れるのに必死の日々だと思います。家では,日々の頑張りを誉め,精一杯甘えさせてあげていただきたいと思います。
先生方は,意欲的に学校探検が出来るよう,訪問地毎のシールを用意してくれました。



2024年4月23日火曜日

押原小学校「合唱部」始動!

学校だより4月号や,過日のPTA総会の折にお伝えしましたように,この度,押原小学校合唱部を創設する事としました。その第1回目の練習が,20名の児童の参加を得て,過日4月20日(土)午前9時から,本校音楽室で行われました。合唱部は,6年の望月麻絵先生を指導主任に,小笠原莉玖先生,大久保有羽先生,計3名の集団指導体制で子どもたちの指導に当たります。20日は初回だったので,午前11時までの2時間,Shortで実施しました。気になったので,帰りがけの子どもたちの表情を見に児童玄関に出向きましたが,どの子もいずれも満足げな表情を浮かべ,靴を履き替えていたので安堵しました。これからの入部も大歓迎。次回は,5月18日(土)午前9時から,同じく音楽室で行います。


さて本日,月に1度行われる,昭和町教育委員会と4校管理職が一堂に会して,指導・連絡,協議,調整を行う『4校会』が開催されました。会の冒頭,太田教育長様から,「地球・世界規模で考え,地域・足元から行動できる 新しい時代を生きるふるさと昭和の子ども」の育成を目ざし,(GloballyとLocallyを合わせた造語)GLOCAL+SDGsを昨年度に引き続き,今年度もキャッチフレーズとして取り組むとの表明がありました。私たちも,保護者,地域の皆様方と力を合わせ,昭和町が目指す子どもの育成が行えるよう,頑張っていきたいと思います。
きれいなお花のお裾分け。
ちょっと前の学校のチューリップ。
紙漉阿原,今川沿いの芝桜。Oh~,beautiful!!




2024年4月22日月曜日

心優しい押杜っ子たち

 PTA総会の折にお話しした,心優しい押杜っ子についてお話しします。第1話。話は遡ること令和6年度スタート前,春休み中のことです。3月30日(土)の午前中。私は,じっくりと考えたいこと,整えたいことがあり,校長室で一人,仕事をしていました。息が詰まるのは嫌なので,ブラインドを上げ,自然光の中でパソコンに向かっていました。すると,トントンとサッシをたたく音が・・・。目をやると1人の男児が私の方を見,手招きをしています。誘われるままに席を立ち,窓を開けると,「校長先生,これあげる」と大きな四つ葉のクローバーを私に差し出してくれました。そう,私に幸せを届けてくれたのでした。その瞬間,私は,令和6年度は「いい年になる!」と確信しました。渡邊ゆうがさん。有難う。(写真の4つ葉クローバーは,私が当日,記念に撮った写真です。)

第2話。先週のこと。日中は初夏の陽気でした。中休みの終了を告げるチャイムが鳴りました。子どもたちが,一斉に児童用玄関に向け駆けていきました。そんな中,朝礼台の上にジージが置き去りになっています。そこに,3人の6年生。気付くか?素通りとなるか?3人の姿を目で追いました。すると「当然」のように朝礼台に近づき,ジャージを手に取り,名前を必死に探し出しました。これも,「当然」のように。そして,そのジャージをもって,児童玄関へ・・・。さて,職員室を出たところに,太田充元校長(現教育長)先生の置き土産「当たり前のことが当たり前にできる笑顔あふれる楽しい日本一の押原小学校」はというキャッチフレーズが掲げられています。ところが,この「当たり前のことが当たり前にできる」というのがなかなか難しい。故に,川中りょうじんさん,向山るなさん,大家かなとさん。誠に,あっぱれでした。

第3話。明るい日差しに誘われて,校長室脇の押杜川で,仲良く花摘みをしている女児2名。何とも微笑ましかったので,プロムナードに出向き,花束を見せてもらいました。すると,よほど私が物欲しげな顔をしていたのでしょうか。とっさに,「校長先生,あげる」と,その美しい花束を私に差し出してくれるではないですか。担任ならまだしも,校長。しかも,この初老の私に10歳になるかならぬかの少女がです。思わず,涙が出そうになりました。子どもたちのために,「これからも頑張る」と心に誓いました。髙橋かんなさん,河田はるきさん,有難う。






2024年4月19日金曜日

保護者の皆様もお疲れ様でした

 今年度最初の授業参観を開催しましたところ,保護者の皆様方には御多用の中,御来校いただき誠に有難うございました。私の目からは,どの子も進級し成長した姿を見せようと,精一杯頑張る姿が見受けられました。ある意味,子どもにとっては年に数度の業績評価の場面だけに,「子どももたいへんだ」と同情してしまいました。(;^^)ヘ..一方,ルーキーとして,授業公開を行った吉岡先生と石田陸人先生のここ数日間は,生きた心地がしなかったと思います。このような場数を踏んで,一人前の教師に成長していくのだと思います。暑さによる汗なのか,冷や汗なのか,とにかく汗を沢山かいたと思います。


このような中,PTA総会及び学年総会には多数の保護者の方々にお残りいただき,本当に有難うございました。嬉しかったです。今後とも,宜しくお願い致します。



2024年4月18日木曜日

「令和6年度全国学力・学習状況調査」実施

国が実施する「令和6年度全国学力・学習状況調査」の内「教科に関する調査」が本日実施され,本校に於いても6年生が参加しました。調査内容は例年どおり,8時45分からの「国語」と「算数」の2教科でした。ちなみに後日,「学習意欲、学習方法、学習環境、生活の諸側面等 に関する質問調査」を実施しますが,同調査は今回から,日々授業で用いているICT端末を用いたオンラ インによる回答方式となりました。尚,今年度,本校は保護者を対象とした調査の対象校となり,6年生の保護者の皆様には後日,ペーパー方式の調査回答を御依頼することとなります。宜しくお願いします。


学校を代表し,調査に真剣に向き合う6年生。(邪魔をしてはいけないので,遠くから・・・)


2024年4月17日水曜日

音楽活動の充実を目指して

 昨年5月に,新型コロナウイルス感染症が,感染法上5類に引き下げられた事を受け,今年度は情操教育の充実,魅力有る学校づくりの推進を図るため,音楽活動を充実させることとしました。具体的なことは,今週末(金)のPTA総会の折に御説明いたします。その手始めとして,音楽委員会を復活させ,併せて朝学の時間に(概ね週1回ですが)合唱を主に行う「歌声」の時間を設けることにしました。昨日は,その第1回目の「歌声」を実施しました。4月の「月の歌」は校歌です。早速,音楽委員会の子どもたちが1年教室に出向き,ぎこちない中にも校歌の指導をしてくれました。保護者の中には,本校卒業生が数多くいらっしゃり,空で歌える方も多いのではないかと思います。近藤幹雄 作詞,島田武 作曲。「そびえ立つ・・・」で始まる雄々しい校歌。是非,御家族でも,世代を超えて歌ってみてください。更に,今年度より,本校教員が指導に当たる合唱部(最初は「同好会」的雰囲気,内容でスタートします)を作ることにしました。対象となる3年生以上の児童にはチラシを配ると共に,本日配布した「学校だより」にも詳細をお示ししました。是非御検討ください。




2024年4月16日火曜日

今年も,押原小の子どもは・・・

 「すばらしい!!!」私の,第一声です。何が・・・。年度が替わり,全てのこどもの教室が替わったため,地震発生時の避難経路の確認を主目的に,本日午前中に避難訓練を実施しました。しかし,ふざけている子,おしゃべりをする子,誰一人居ません。当然,教師の怒鳴り声もありません。みんな,落ち着いて,真剣に訓練に参加していました。新1年生もです。そこで,「校長先生の講評」で口をついて出た私の感想が,冒頭のものでした。今年も,押原小の子どもは,本当に素晴らしい!!!この素晴らしい子どもたちの態度に応えるべく,休み時間を延長して確保したことは,言うまでもないことです。

入学間もない1年生も立派に,訓練に参加していました。




2024年4月15日月曜日

人生初の学校給食

 1年生は本日,人生初の学校給食に舌鼓を打ちました。メニューはこれ。

甲州ワインビーフを用いた牛丼+小松菜の和え物+花麸のすまし汁+お祝いいちごゼリー+牛乳。
まず,先生に御指導いただき,盛り付けと配膳も初体験!
写真は,1年3組の様子。そして,気が付くと
1組は今まさに,教えていただいた「いただきます」の仕方に倣い,「いただきまーす。」のタイミング。
2組は,牛乳カバーの取り方を御指導いただいています。本町4校は,SDGsに取り組んでおり,牛乳はパックではなくビン。(←コ●・コーラもそうですが,ビンの方がおいしい←これはあくまでも,個人の感想です。)
3組は既に実食。あきもとあさひさん曰く「すっごく,おいしい」とのことでした。ちなみに,私が53年前,甲府市立国母小学校でいただいた最初の給食は,コッペパンにカレーシチュー(←シチューとは名ばかりの,いわゆるカレー。ナンの代わりにコッペパンだったということです。しかし,幼稚園卒園したての私には,小学校のカレーは妙にスパイシーで,大人の味がして感動したことを覚えています。)





2024年4月12日金曜日

今週を振り返って

 昨晩,PTA活動の引き継ぎと本年度の活動の方向性を確認する「PTA新旧学校委員会」を開催させていただきました。本回をもって令和5年度の執行部(青山智子会長)が退任し,保坂千史会長を中心とする令和6年度の活動がスタートしました。正式には,19日のPTA総会からということになりますが,会員の皆様方の御理解と御協力を宜しくお願い致します。

さて,下の写真は発育測定の順番を待つ,ある学年の様子です。何年生だと思いますか?正解は1年生です。黄色の帽子をかぶった登校場面では,ピッカピカの1年生そのものですが,上級生と同じ体育着を身にまとうと,もう立派な蛍っ子です。とあるお母さんのお話ですと,今週は半日でしたが,夜は爆睡だったそうです。月曜日からはいよいよ給食がスタートします。メニューは,牛丼・小松菜の和え物・花麸のすまし汁・牛乳・お祝いいちごゼリーとなっています。



2024年4月11日木曜日

人の尊厳

 「掃除機,かけてもいいですか?」。昨日,給食を終え,校長室で仕事をしていたところ,突如,6年生の女児2名に,このように声を掛けられました。突然のことで意味がよく分からず,「どういうこと?」と聞き返すと,隣の会議コーナーの掃除当番として掃除機を使いたいのだが,先ほど私が教頭先生と話をしていたのて邪魔になるのではないかと気になり,確認をしてくれたとのこと。小学校6年生と言っても,まだ小学校5年生に数日足し算した程の児童にして,この気の遣いよう。教えごとには依らない,この子等の生まれ持った「生きる力」と感じました。(写真左から)大坪さん,宮川さん,誠に立派でした。

昨日は,新年度に向けてクラス替えをした新3年生の様子をお伝えしましたが,本日は同じくクラス替えをした5年生2クラスの様子を紹介します。5年生も3年生同様,クラス替えのみならず担任の先生も替わりました。
5年1組浅川学級。この時間は浅川啓司先生の御指導の下,理科の学習を行っていました。
5年2組中込学級は,世界地図と地球儀とを見比べながら,社会科の学習を行っていました。昔,学級担任をしていた頃,この学習をする時には必ず「この地図の端まで進むと,どうなると思う?モグラのように地下なのか?それとも,大きな滝になっていて落ちてしまうのか?」等と問うたものです。
ALT(Assistant Language Teacher)のディーナ先生(ジャマイカ出身)が,階段に掲示している英語カードの補修をしてくれました。授業参観で来校の折は,是非意識して御覧になってください。
この春,用務員をお務めいただいてきた星野様が御退職となり,後任として小澤和明様が着任なさいました。学校の鍵開けから,給食用コンテナを各学年に運んだり,敷地内の整備を行ったりと,幅広い守備範囲で学校を支えてくださっています。今日は膝を付きながら,草取りもしてくださいました。
(以後,私事で大変恐縮ですが,お時間の許す方はお付き合いください。)冬の間,葉を落としていた学校の木々も,春の訪れと共に芽吹きを始めました。柔らかく・小さな葉の芽吹きはとても美しく,生命の躍動も感じられるので私は大好きです。さて,そんな私に昨晩,大学のゼミ仲間が久方ぶりに電話をくれました。内容は,大学3年・4年のゼミナールで御指導いただいた恩師の奥様が,突如お亡くなりになったという訃報でした。私たちゼミ生はことある毎にお宅にお邪魔しては,手料理を振る舞っていただき,奥様を第2の母親のように慕っていただけに,受話器を持ったまま私は言葉を失いました。と,同時に,最愛の奥様に旅立たれてしまった恩師の悲しみはいかばかりかと思うと,昨夜はなかなか寝付かれず,先生のインスタグラムを何度も覗く夜を過ごしました。今,教師として子どもたちの前に立つ自分の,多くの部分を形作ってくださった先生の悲しみを思う時,改めて,命の尊さに心が沈みます。人を育てることを生業(なりわい)にする教師が,いの一番に心に刻み込まねばならないことは,一人1人の「尊厳」であり,その尊厳は,命という「掛け替えのない」,唯一無二のものに由来するということを自覚することだと考えます(よって,教育界,学校に,いじめや体罰などはあってはなりません)。大切な命が失われる一方で,新たな命が芽生える。世の常とは,そのような中で繋がっていくのかも知れませんが,そこには唯一無二,かつ「かけがえのない」一つ一つの命が存在し,故に,一人は一つしか持ち得ない命と尊厳を尊ぶ教育を,教師は実践していかなければならないと,人として,教師として,367名の大事な命と未来を抱く子どもたちをお預かりする学校の校長として痛感しています。

2024年4月10日水曜日

1年生と3年生,6年生の4月10日

 

登校直後の6年生の靴箱付近の様子。何かというと・・・

これ

6年生は今,登校するやいなや6年生教室には向かわずに,1年生教室に出向き,1年生のお世話をしてくれているのでした。1年生は6年生の手助けを受けながら小学校生活に慣れようとしている。逆に6年生は1年生をhelpすることを通して,最上級生としての自覚を育む。何とステキな交流でしょう。そう,思いませんか?そんな中,1年生は本日,交通安全教室を実施しました。
南甲府警察署から2名のおまわりさん,昭和町役場から2名の専門交通指導員にお越し頂き,御指導頂きました。

さて,進級に伴いクラス替えのあった3年生。
1組石田里紗学級では,学期初め恒例の学級役員決めが行われていました。選挙も行われ,希望が叶わなかった子どもも出ましたが,石田先生がしっかりとFollowをしていました。

2組土屋学級,3組斎藤学級では,2年生の復習も兼ねた算数の授業が早速,行われていました。3クラスともクラス替えのみならず,新しい先生との出会いがありました。共に生活する時間,経験が増えるにつれ,少しずつクラスとしての雰囲気が醸成されつつあります。