2022年9月29日木曜日

科学の種をまく「未来の科学者訪問セミナー」開催

 本日,3年生は,北杜市オオムラサキセンター副館長冨樫(とがし)和孝先生をお招きして,「昭和町の小川に住む生き物」というテーマで授業を行っていただきました。これは,(公社)山梨科学アカデミーの主催事業「未来の科学者訪問セミナー」として開催しました。テーマは,「ふるさと教育」「SDGs(環境教育)」等の視点から,本校が設定しました。押原小学校はこれと平行して現在,ビオトープの改修を行っており,晴天ならば10月18日(火)に山梨県水産技術センターの協力を得て,昭和町内の河川で調査捕獲した魚をビオトープに放流する予定でいます。本日も,今後,本校ビオトープでその姿を見ることになるであろう川魚のスターであるドジョウやミナミメダカの他,ハゼに似たカマツカやアブラハヤ,沢ガニ,はてはニホンスッポンの子どもまで(これ等は全て鎌田川で捕獲されたとのこと)お持ちくださり,子どもたちは間近で観察をしていました。「都市化が進み,昭和の川にどれほどの魚がいるか不安でしたが,清流の上に色々な生き物が生息していてビックリしました」とは冨樫先生の感想。「昭和町の自然で初めて知ったことが多く,また自然の生き物のことを詳しくしれて良かったです。自然の大切さ,自然のすごさを知ることができ,家族にも伝えていきたいです」とは児童代3年2組の吉田君の感想。3年生にして「自然のすごさ」に気づくとは。企画した者として,これに勝る喜びはありませんでした。ふるさと昭和を愛する心,ふるさと昭和の自然を愛し,誇りに思う心を,一層育んでいきたいと思います。