2023年6月14日水曜日

よい子の集団,4年2組

 1校時が始まる前のことです。渡邉好江先生に伝えたいことがあり,4年2組に内線を掛けました。すると,女児が電話口に出,「はい,4年2組です」とはっきりした応対。「校長先生ですが,好江先生はいますか?」と尋ねたところ,「好江先生は,今,教室にはいません」との応答。その淀みない対応に,ビックリしてしまいました。小学校生活3年と2ヵ月の少女がです。さらにポイントは,この時,私は女児に「私から電話があったことを好江先生に伝えてください」等と,伝言はしていないのです。ところがです。1校時が終わった時,渡邉先生から校長室の私に電話がかかってきました。「先ほど,お電話くださったそうですが・・・」と。そうです,女児が気を利かせ,好江先生に,私から電話があったことを伝えたのでした。少女の名前は小野朝葉さん。誠に立派でした。更にお伝えしたいことは・・・。当然私は,小野さんを称えるべく3校時の最初に4年2組を訪問しました。普段,教室内に入らない校長が教卓の前に立ったのですから,当然子どもたちは緊張気味。そこで,ことのあらましを話し始めました。とても賢い子どもたち。話の途中から,私が中野さんを誉めに来たことが分かるや・・・どうしたと思いますか?話の筋が分かった途端,我がことの様に満面の笑みを浮かべ,中野さんに視線を送ります。我がことの様に笑顔を浮かべてです。そこには,ねたみ・ひがみなどというものは微塵もありません。なんと美しい心を持った子どもたちでしょう。私は感激をしてしまいました。4年2組恐るべし。よい子の集団です。(4年1組松田学級の子どもたち,そして保護者の皆様。4年1組の子どもたちも2組に勝るとも劣らずよい子であることを,私は知っているので,安心してください。(^o^))