2023年6月19日月曜日

子どもたちの豊かな“学び”を求めて

本年度本校は,校内研究として生活科・総合的な学習の時間の授業研究に取り組んでいるほか,昨年から子どもたちの創造的な学びを期待して,Weakend-studiesの取組にも挑戦しています。本校では,知識や認識を作り出す学習活動を“学び”と捉えていますが,いわゆる覚える学習も大切にしつつ,子どもが学習意欲を高め,自ら考える学習に取り組む力を育てたいと考えています。このような理由から,私事ですが,この週末に相模女子大学を主会場に開催された日本生活科・総合的学習教育学会に参加して,勉強をしてきました。(11月には同学会会長の田村学前文部科学省視学官が本校を訪れ,本校の先生方に直接御指導をいただけることになっています。)17日(土)には相模原市立谷口台小学校を訪問し,5年生の授業を参観させていただきました。子どもたちが自らの経験を元にステキな考えを沢山発表し合う素晴らしい授業でした。こういった授業が本校でも数多く生まれる様,先生方と一生懸命学習し,子どもたちに授業という形で還元していきたいと思います。5年生は,実際にバケツで稲を育る体験活動に取り組んでいます。3年1組には,自学ノートに記されたナイスな自学が紹介されています。どんな“学び”が紹介されているかといえば・・・「県庁所在地について」,「山梨県の市町村の位置について」,「(自宅で育てている)ケールについて」,「ちーずのしゅるいや特徴について」,「くまモンについて」,「南極と北極のちがい」についてなどです。ちなみに,私は小学生の頃,地図帳の最後の方のページに記るされた「南極大陸にある世界の基地」なる図に興味を抱き,国々の「基地」をまとめた経験があります。その時,日本には昭和基地の他に「みずほ基地」があるということを発見し,ものすごい感動と「どんなところだろう」とワクワクするロマンを覚えたことを,昨日のことの様に思い出します。