いつになく,本降りの雨でした。そんな中を,子どもたちが長靴を履き,小さな傘をさし,当たり前のように登校してきました。小学生なのだから,雨風に関係なく登校する。それは一般的には当たり前なのかも知れませんが,私の本心は,「この雨の中,頑張ってよく来ましたね。」と誉めてあげたい,讃えてあげたい心境でした。大人は車です---っと出勤します。しかし,小学生は,大きなランドセルを背負い,長靴で歩きづらい中,小さな傘で頭こそ濡れないようにしていますが,肩・腕をぬらしながら登校してきます。本当に立派です。その一方で,このような経験も幼い時分には大事だとも捉えています。鍛錬(たんれん)という言葉があります。意味はいろいろありますが,その中に「きびしい訓練や修養を積んで技芸や心身を強くきたえること」というものがあり,用法として「精神を鍛錬する」と使われます。まさしく,幼いときほど,チョット嫌なこと・つらいことに耐え,弱い自分に打ち勝ち,心を鍛えて欲しいのです。私は折々に,全校の子どもたちに「へこたれるな」ということを説いています。昭和町の大事な押杜っ子たち。これからもへこたれないで,頑張って欲しいです。(本日の欠席者3名)保育園・幼稚園・こども園様との意見・情報交換会を計画したところ,昨日,昭和町内の6園様の他,町外からの8園を含めた計22名の先生方にお越し頂きました。授業参観を含む今回の会。国レベルで「保育園・幼稚園・こども園と小学校との連携」のが強く叫ばれている中,とても充実した時間を共有することが出来ました。
通学路脇に咲く,花々。紫いろ・・・。気品があります。子どもたちにも,目をとめてほしいものです。