保護者,地域の皆様方から,本校児童の登下校時の好ましからざる行いについて,御連絡をいただくことがあります。梅雨に入り,子どもたちの心にも少なからずストレスが溜まっているのでしょうか。6月に入ってから,これまでに比べその件数が多いように感じます。(←当然,Everydayということはありません。)内容としては,車止めの支柱を蹴ったり・揺らしたりしている,ふざけて車道に飛び出すふりをする。いざこざの延長で石を投げている,等々。当然,いただいた全ての情報が,私の所に届きます。その上で,基本時には教頭先生,生徒指導主任を中心に御対応いただいています。しかし,1つだけRequestをします。それは,いわゆる「犯人捜し」をし,その上で指導を行うといった流れにしないで欲しいということ。まずは,寄せられた情報を元に,当該と思われる学年や地区の児童に「こまった行為」の内容を伝え,自分から名乗り出るように指導するように依頼をしています。さて,押原の子(←あえて,ひとくくりで表現させていただきます)は,これまでの事例を見る限り,当該児童は,何と,全て名乗り出てきました。叱らねばならないところですが,なぜか私は,子どもの頭をなでてあげたい気持ちになります。失敗をしなない人はいません。ましてや,子どもたちは,立派な大人になるための途上の,未成熟な人。「子ども」だもの。当然,ダメなことはダメと,しっかりと指導しますが,自戒のできる子どもには相応の対応をします。指導はしますが,反省して名乗り出たことを誉めます。こんなことを思っています。昨日,3年1組石渡学級では道徳の授業が行われていました。白板いっぱいに,子どもたちの考えが記されていました。残雪残る初夏の富士山が,校庭で体育をする子どもたちを,遠くから優しく見守ってくれていました。かつて,「ど根性大根」なる大根が話題となりましたが,過日,アスファルトの切れ目に可愛らしく咲くスミレを見つけました。可憐なれど力強い。かくありたい,あってほしいと思いながらカシャ。