2023年1月12日木曜日

本・活字文化への誘(いざな)い

 図書館。ここは,子どもたちにとっては秘密基地。図書館に足を踏み入れた途端,そこは既に自分の世界。さらに,本の向こうには多種多様,無限の世界が広がります。この秘密基地に,如何に子どもたちを誘うか。さらに,活字の向こうに広がる世界の楽しさを,いかに味わわせるか。図書館司書の功刀先生は,あれやこれや知恵を絞ってくれています。貸出記録の「読書カード」の他に,「やすみじかん☆ポイントカード」(←「ポイント」なる言葉にウハウハするのは,私だけでは無いはず。)なるモノを,つくってくれました。休み時間に図書室を訪れて本を借りると,冊数に関係なくハンコを1つ押してくれる(←1日1つ)仕組みです。そして6ポイント(←ハンコが6つ)たまると,功刀先生手作りのしおり(←この栞がすぐれもので,二つ折りの栞の先端にそれぞれマグネットが付いていて,読み進んだページを栞で挟み込むという仕掛け。栞が滑り落ちることがないというしろもの)がプレゼントされます。更に,さらに!,36ポイントたまると,功刀先生が新刊図書に付いていたBookカバー(←学校では,本を守るために,フィルムでコーティング。Bookカバーは通常,使いません)で作られたペーパーbagをプレゼントという仕組みです。その他,雨の日には,通常の貸出数よりも多く借りることが出来る「雨の日特別貸出券」なる券を配るなど,色々な取り組みを行ってくれています。ちなみに,2ねんの古屋さんは,入学以来ここまでに,既に345冊を借りたとのこと。当然,ぺーパーbagも既に「ゲットたぜ!」(←ポケモンのサトシくんの口調で読んでください)。教養人の卵ですね。