2022年4月13日水曜日

命を守る教育(交通安全教室)

 命を守る教育の一環として,1年生と3年生を対象に,交通安全教室を行いました。今年も南甲府警察署交通課の皆様,昭和町交通指導員の杉山様・望月様を講師に実施しました。1年生は登下校で公道を歩く為,交差点の渡り方など,交通ルールの極々基本的なことを学習しました。右手を挙げて横断歩道を渡るというのにも意味があります。ドライバーに,体の小さい1年生の存在を知らせるためです。家族でお出かけの折などを利用し,復習してみてください。3年生は自転車に乗っているときの渡り方を学習しました。子どもたちは,いわゆるギャングエイジにさしかかり,行動範囲も広くなります。交通課のおまわりさんが「交通事故に遭わないように」とご指導くださいましたが,私の経験的には「交通事故をおこさないように」と言うのが正確かと思います。子どもの不注意による飛び出し等が多いからです。交通安全に関する教育は,本日の授業が「最初で最後」ではなく,これからも行っていきます。お家でも自転車用ヘルメットを御用意いただくほか,「不用意に道を横切ってはいけませんよ」等,御指導願います。ちなみに私は,小学校1年生で,友達を交通事故で失うという経験をしました。地区の運動会が終わった日の夕刻,彼は飛び出してしまったのでした。お葬式で,私が友人代表で作文を読みました。そのことを弔辞というのだということを知ったのは,ずっとずっと後のことです。子どもたちには,事故に遭ってもらいたくもないし,私のような経験もして欲しくないと心の底から思っています。もう1題。昨年の秋に取り組んだ「図工美術大会」における中巨摩地区の優秀作品が,巡回展として,ただいま本校で展示されています。多目的室はさながら“押杜美術館"のようです。クラス毎に参観をしています。