2022年4月25日月曜日

いざという時に備えて

 延期をしていた避難訓練を本日,中休みを活用して行いました。第1回目となる今回は,地震を想定し,避難経路の確認と,「押さない,走らない,しゃべらない,戻らない,近づかない」,いわゆる「おかしもち(お菓子餅)」の訓練をしました。日々の学習は大切。また,避難訓練は,命に関わることなので同じく大切。されど,話し声が(子どもの心理としてウキウキするのも分かりますが・・・)。そこで,終わりの会の講評で,ちょっぴりピリッとする話しをさせていただきました。しっかりしなければならないときには,しっかりできる。そのような人に育って欲しいからです。もう1題。先週の授業参観,大変お疲れ様でした。そのお帰り際,とある保護者様が,中央道下の踏切で,「自主的に子どもの安全指導をしてくださっている方が居る」という情報を届けてくださいました。学校に関わる地域の情報を届けてくださる。有難いことです。そこで早速,今朝出向きました。御挨拶をさせていただきましたが,民生委員の雨宮様でした。「全部で3班。人数は・・・。」と,子どもたちのことを十分承知しておられ,子どもたちが踏切を安全に横断できるよう適切に御対応くださっていました。有難いことです。その雨宮様から「どの班も,しっかり並んでいますよ」とお褒めの言葉をいただきました。確かに押原小の登校班の素晴らしいところとして,しっかりと整列して1列で登校できる。さらに,班長が大きな道を渡るときに,「渡るよぉ~」と班員に声を掛け,笛を吹きながら旗を前に出すと言った行動ができるという点があります。これらは,一朝一夕に子どもたちに備わるものではなく,まさしく押原小の伝統として引き継がれているものと思います。伝統が崩れるのは早いですが,築くのは困難です。しっかりと引き継げるよう,指導をしていきたいと思います。昭和町は今年度,今まで以上に「ふるさと教育」を推進していきます。通学路の脇で,農家様が,ナス苗を植える準備をなさっていました。昭和町の初夏の原風景です。また,子どもたちが菜の花畑の脇を登校していきます。これぞ私達のふるさと,山梨県中巨摩郡昭和町!