2022年4月16日土曜日

初任研後補充に見る堅実な押小教育

 教員は,他の地方公務員と同様に,採用1年間は諸々の研修を受けることが,法令で義務づけられています。その初日となる本日,本校所属の2名の初任者も,笛吹市御坂町にある山梨県総合教育センターでの終日研修に出かけ,教室を留守にしました。しかし,これも制度として,初任者が研修に出かけるときには,その穴を埋めるべく,後補充教員が派遣されることになっています。このようなことから,2年2組には大木先生が,5年1組には梶原先生が入り,終日,担任の代行(=後補充)を行っていただきました。後補充というと,何となく積極的な意味合いが感じられず,"お子守"のような消極的な雰囲気が漂わないわけでもありませんが,とんでもない。実際は初任者の指導の及ばないことまでしっかり御指導いただき,後補充にしては剰りあるしっかりとした指導をしていただきました。保護者の皆様には,御安心をいただきたいと思います。さて本日も,もう1題。今朝は,押越「アマノ電気様前交差点」へ登校指導に出向きました。そこでの出来事。笛を持っていない登校班班長がいたため,「笛はどうしたのですか」と尋ねました。すると,「実は,僕は副班長で,班長が通院で遅刻するため,代わりにやっています」とのことでした。ところがその「副」班長,後に続く2名の1年生を気遣い,ゆっくりと歩くばかりか,何度も何度も後ろを振り返り,班員の様子をうかがうではありませんか。その気遣い,優しさに,感激・感動してしまいました。6年2組後関君。本当に素晴らしい。立派な最上級生です。更にもう1題。1年生にとって(他学年の子どもたちも+何を隠そう私も含めて全ての教職員にとっても)長が~~い,1週間が終わりました。そこで,下校に向けて整列している1年生に声をかけました。「1週間がんばりましたね。土・日,ゆっくり休んでくださいね。」と。すると,目のクリクリした1年女子が「やだ,学校の方がいいもん」。「エッ,どうして?」。「だって,学校の方が楽しいし,広いもん」とのこと。校長としてはとても嬉しい,高評価をいただきました。夜7時30分からは,PTAの新旧学校委員会,学年部会,専門部会を開催させていただきました。望月前会長様をはじめ,令和3年度の本校PTAをお支えくださった皆様方,誠にありがとうございました。また,横田新会長様をはじめとする令和4年度のPTA役員の皆様方,どうぞよろしくお願いいたします。