2022年4月27日水曜日

校長室の壁に飾っているもの

 家庭訪問3日目。担任の先生との面談は有意義なものとなっていますでしょうか。今日は、押原小学校の校長室を、少しご案内致します。常永小学校の校長室に飾っていたもので、押原小学校の校長室に持ち込んだものが4点あります。1枚の日本海地図と、3枚の写真です。これらはいずれも、私が物事を考える時に参考にしているものです。今日は、この内、日本海の地図についてお話しします。この地図、私たちが普段見る地図と真逆のものです。富山県が、富山は環日本海の真ん中と、アピールするために作成したものです。その一方で、教師の私達には、大事な事を示唆してくれています。日本海を子どもとして、日本列島を教師、大陸を保護者としましょう。同じ対象、日本海や子どもも、眺める視点を逆にすると、全く違う風景が見えてくると言うこと。教師からすると当たり前のことが、立場を替えると当たり前ではないと言うこと。学校は、保護者のみならず、子どもの視点でも物事を捉えなければならない。私がしようとする事を、立場の異なる方はどの様に思われるか。自分の考えを疑えと言う事を、この地図は、常に私に投げかけてくれます。