2022年5月19日木曜日

見えないモノを見えるようにする

「見えないモノを見えるようにする」といっても“お化け"の話しではありません。社会科や生活科における地域探検の話しです。17日(火)には3年生が西条地区に「町たんけん」に出かけました。本日は2年生が学区内(河東中島区)に,「どきどきわくわくまちたんけん」に出かけていきました。「同じようなことを,学年がかわっても実施する必要があるのですか」といった保護者の声が聞こえてきそうです。しかし,社会科と生活科という教科が違えば,自ずとねらいも違ってきます。また,出かける場所も,学区内か学区外かといった広がりの違いに,学習の違いも存在します。しかし,いずれにせよ,探検の前と後では,「見えるモノ」や「見方に」が違いが生まれなくてはこまります。そこに,指導の意味や意義があります。柿畑の向こうにトウモロコシ畑。場合によっては,ナス苗も視野に入るかもしれません。これを,私達のふるさと・昭和の風景として身近に捉えられるか。日頃見慣れたモノを,「ふるさと」という視点で捉えられるようにしたり,野菜や果物の生産が盛んという社会的視点で捉えられるようにしたりすることに,学習の意味・意義があります。2・3年生といえども「(校外に出られて)楽しかった」だけでは困ります。