2022年10月19日水曜日

4年女児の学ぶ意欲

 本格的な秋を迎え,秋の校外学習(遠足)シーズンを迎えています。昨日は1年生が,明日には4年生が,そして金曜日には2年生が実施予定です。そのような流れの中での,昨日の出来事。ちなみに私は,4年生の引率予定です。これを踏まえ,以前から私が4年生に対して「信玄堤」についての授業を18日の6校時に行うことになっていました。昨日は,既に御報告申し上げたように,「魚の放流」という大きなイベントを抱えていたので,バタバタしていました。そんな中,2名の4年女児が,2枚の写真を持って校長室を訪ねてくれました。見れば,昭和町が掲示を進めている電柱の「想定浸水深」の看板と,浸水の高さを示す赤いテープが写った写真を持ってきてくれました。石原さんが写真を撮り,野中さん宅でプリントをしてくれたとのこと。「今日の授業で使ってくれますか」との依頼でした。本校は今,保護者の皆様方のお力添えを得る中で,週末に自学を行うWeakend-studiesを推進しています。約500年前の水害のことを「信玄堤」を通して学習している。その500年前と現在とを結びつけ,自分で「学び」を拓く・創る。まさに,私たちが求める学力の1つです。しかも,校長先生が授業をなさるから,持って行こうと・・・。誠に立派!流奈さん,美来さん,これからも,「?」を大事に,伸び伸びと学習してね。土屋先生が,昨日の放流を踏まえ,児童玄関に「観察用水槽」と掲示物を用意してくれました。