5年生を対象に実施した防災授業(起震車・煙体験)の様子をお伝えしようと予定していたのですが,5年生の態度が剰りにも立派だったので,5年生の様子についてお伝えします。本校5年生は,残念ながら林間学校後も高学年としての自覚といったものがあまり芽生えず,運動会に向けての5・6年合同の集団演技の練習場面では,指導くださる先生から度々,御指導を受けていました。そのような運動会を経験した後の,集団としての成長ぶりは,運動会での様子でお分かりいただけたかと思います。そして,本日の防災の授業。山梨県立防災安全センターから2名の講師をお招きして,火災を想定しての煙体験(脱出体験)と地震を想定しての揺れの体験活動を行いました。そこでの5年生は,お話しくださる人をしっかりと見,無駄口をすることなく落ち着いてお話を聞いていました。挨拶をする度に背筋をしっかりと伸ばし,礼もしていました。誠に立派!予定に無かったことですが,終わりの会の後,私は子どもたちを別の所に移し(起震車近くはエンジン音でうるさかったため),そこで子どもたちを最大限に誉めました。今年の6年生もとても立派でしたが,来年も最上級生は期待できると心の中で確信しました。さて,本題の防災授業の報告。感想のみお伝えします。「煙があると周りが見えず不安になった。」(5-1橋本さん)「立ったときには周りは見えなかったが,座ったら見えた」(5-1河澄君)「本当の火事ならすごいことになる。周りが見えない中で,物に触りながら逃げたい。」(5-1岩下さん)起震車体験を行って。「こんなにも揺れるんだと思った。机に頭をぶつけ恐かった。」(5-1金丸さん)「足がすくんだ」(5-1中村光希君)「横で見ていたときよりも実際は揺れた。震度7は危険だと分かった。」(5-2児玉さん)「身近で起きるかもしれないので,避難の方法を頭に入れておきたい」(5-1坂根君)災害から命を守る学習。これからも,続けていきます。