今日は4年生の校外学習の引率をしました。まず,信玄堤に係わって御勅使(みだい)川の上流部で,史跡「石積出し」を見学しました。想定外の巨大な遺構及び使用されている巨大な石に直に触れ,子どもたちは一様に驚いていました。まさに,「百聞は一見にしかず」。校外学習の醍醐味です。信玄堤では,釜無川の川縁まで下り,「聖牛」や「高岩」を見ました。しかし,そこは10才の子どもたち。しばらくすると,男女を問わず石を川に向かって投げ始めました。中には「水切り」をし始める子も。ところが,何人かの子どもが,「校長先生,石,投げていいんですか」と聞いてきました。子どもとは,広い所に行けば走り出す,河原に行けば石を投げる。それが子どもと思っていただけに,この問いには,少々戸惑いました。ここで,石を投げずして,どこで投げるのか。大きな石を川に投げ入れ,大きな水しぶきを上げる。平たい石を見つけ,水切りを楽しむ。手頃な石を,遠くまでなげる。そんな体験をしてほしい。これも,校外学習の裏メニューでした。ドラゴンハークでお弁当を広げました。独りぼっちの子はいないか見回わっていると(皆,グループで食べていました),多くの子どもたちが保護者が用意してくれたお弁当を自慢げに見せてくれました。そこには,保護者の皆様の愛情と,幸せが詰まっていました。平和な世の中に,改めて感謝すると共に,私も幸せになりました。私を仲間に誘ってくれる福祉の心を持つ女児も。キティーちゃんの可愛いシートの一隅を間借りして,楽しく昼食をいただきました。