「お米の贈呈式」を行うと決めた時点で,私は5年生の先生方に1つのお願いをしました。それは,「司会者,はじめの言葉,目録をお渡しする役,おわりの言葉の役割分担は,これまで人前に出る機会が無かった人の中から,しかも立候補で決めて下さい」という依頼でした。多くの子どもに,ドキドキを伴うけれど人前で話をするという経験をさせたい。しかも,失敗しないで出来るかな,人に何か言われるかなといった不安に打ち勝ち,先生からの「丁寧に指導しますよ」の言葉を信じてチャレンジする勇気を育んで欲しい。そういった思いがあったからでした。今回,「克己」を成し遂げた子どもたちです。数日間,中休みも返上で,リハーサルにも取り組みました。子どもたちの「成長したい」という思いを大切にし,その思いが生きる場をこれからも設定していきたいと思います。1組内藤さん,山本さん,2組大寄さん,荻野さん,長沢さん。皆さんの成長しようという力と勇気。誠に立派!