本校blogについては,ただでさえ「長い」とお叱りを受けることがあるのですが,今回はお伝えしたいことがあるので,週末に免じて長文,更に2本UPをお許し下さい。昨日,5年生は,「認定NPO法人フードバンク山梨」様及び「昭和町社会福祉協議会」様にお越し頂き,この秋収穫したお米(コシヒカリ)140㎏を寄贈しました。これに先立ち,5年生児童の進行による贈呈式も行わせて頂きました。「贈呈式とは,何とぎょうぎょうしい」とお思いになる方もいらっしゃるかも知れませんが,そこには教師の願いが・・・。それは,自分たちがお田植えをし,(「水見」と炎天下の「田の草取り」は僅かでしたが)稲刈り,脱穀をしたお米を,困窮している人に寄贈するという行為を通して,「自分の行いが人助けになる」という社会貢献を経験させたいという願いでした。これに以前に,私からは「NPO」,「社会福祉」,「社会貢献」の意味や,社会貢献の場に於いては,「してあげているといった上から目線はいけない」,「助けてもらっうことが有ったら,いつかは自分が社会貢献をするという気持ちを持つ」といったルール,そして「社会は本来,お互いが支え・助け合うもの」といった講話をさせていただきました。社会貢献のはじめの一歩を踏み出した児童からは,「頑張ったことが人の役に立ち,嬉しかった」あるいは「社会貢献とは素晴らしいこと」といった感想が出されました。なお,本校は来年度の教育課程(←学習指導計画)の改訂を進めており,その一つのテーマを「社会貢献」としています。また,この模様を,昭和町の広報担当者様及び山梨日日新聞社様が取材に訪れて下さいました。