けさ,とある登校班で給食の話をしていたところ,その中の1人,2年男児が「今日は給食より,校区探検の方が楽しみだな」と言いました。「そうなの?」と問い返したところ,「だって,去年の校区探検,本当に楽しかったんだよ」ですって。2年生にして「本当に」という表現を用いて学習を振り返られる。ナントすてきな少年でしょう。栁澤くん,その感性,「本当に」素晴らしい!さて,本日は6年1組担任で児童会主任の望月麻絵先生に御担当いただきます。話題は,予告しましたように,昨日実施した「きずな祭り」です。
昨日,子どもたちが楽しみにしていた「きずな祭り」を行いました。年に1度のたてわり班ごとにゲームのお店を開くお祭りです。縦割り班のリーダーである6年生は,「どんなお店を開こうかな」「どんなゲームのルールにしようかな」「材料は何が必要かな」・・・など,4月の終わりから話し合いをしてきました。取組を進めている中で,どのようにすればよいか悩んだり,ゲームの準備をするのに時間がかかったりしたこともあり,「今までの6年生がこんなにやっていてくれていたとは思わなかった。」と,つぶやいていた子がたくさんいました。先輩たちが自分たちのためにしてきてくれたことに改めて感謝の気持ちをもつきっかけにもなりました。とにかく「成功させたい!」という気持ちが強く,前日まで,お店のレイアウト図を作成,ゲームの道具の準備,たてわり班担当の先生と最終確認など,念入りに準備を進めてきました。そしていよいよ本番!押原小学校には,子どもたちの笑顔があふれていました。ゲームを楽しむ子も,お店番をする子も,ニコニコしていてとても楽しそうでした。6年生も,周りの状況を見ながら一生懸命考えて,下級生に声を掛け,進めていくことが出来ました。6年生自身も笑顔で活動している様子が見られました。6年生にとっては,小学校生活最後の「きずな祭り」でしたが,自分自身も楽しみながら,大きな行事をやり遂げたことによる達成感を感じることができ,充実した1日を過ごすことが出来ていたようでした。今回の取組をとおして,6年生の子どもたちは,ひとまわりもふたまわりも成長することができました。経験したことを次につなげていってほしいと思います。次はいよいよ修学旅行に向けての本格的な取組が始まります。